ついに憧れのソーラー女子である藤井智佳子さんにお会いできました!
ずっとずっとずっとずっとお会いしたかったので感激です!
現在53歳の智佳子さんは、オフグリッドウーマンの先駆者。
国立市にある都営団地のお部屋にお住まいでして、2012年に電力会社との契約を解除されました。
ベランダに設置したソーラー発電機で電力を自給して、軽やかに楽しく過ごされていらっしゃいます。
一昨年わたしたちがオフグリッドな暮らしをしようと決めたときに、情報収集をするなかで智佳子さんの存在を知りました。
BSのテレビ番組でその生活を取り上げられたこともあり、この世界では超有名人!
しかもわたしの「チカ」という名前が一緒というところから、勝手に親しみを感じていて、いつかお会いしたいと思っていたのです。(しかも、チカの「佳」の字も一緒という奇跡!)
お会いできたのは2月3日夜のこと。
都内の三軒茶屋にある素敵なオーガニックカフェ「カフェオハナ」で、オフグリッドイベントが開催されました。
その内容は、ソーラー女子の智佳子さんとオフグリッド男子の高橋雄也くんとのトークセッション!
高橋雄也くんは、神奈川県藤野にモバイルハウスを造り、 そこで電氣を自給しながら手作り生活を実践する24歳のミュージシャンです。
世代を超えたお二人のオフグリッドトークが聴けるなんて!絶対に行きたい!!
このイベントの情報をいただいて、すぐに申し込みました。
当日電車に乗り遅れてしまったわたしは、10分ほど遅刻しての到着。
お店のドアを開けると、店内は満員御礼ぎゅうぎゅうの寿司詰め状態!
オフグリッドブームが来ていることをここでも実感しました。
空いていた奥の一番後ろの席に座って、お話を聴かせていただくことに。
最初は智佳子さんの生活のお話。
太陽光パネルとバッテリーとインバーターをつなげた王道な発電方法を基本とされていますが、自転車のような形をした人力発電機を漕いで洗濯機を動かされています。
お日様という自然の惠で電氣をつくるだけでなく、智佳子さん自身で電氣を作っていらっしゃるのです!
智佳子さんのスゴイところは、電氣だけでなく、ガスやお水などもどこまでエコにできるかということを思考錯誤しながら研究をされているところ。
太陽光をミラーシート(反射材)で集めて加熱できるソーラークッカーを使ってお料理されていたり、大きめの発泡スチロールの箱の内側をアルミシートで貼って、ちょっとした温水器を作っていたり。
織物と染色作家でいらっしゃるだけに、手作りでいろいろなものを生みだすアイディアに溢れていました。
次に雄也くんの生活のお話。
坂口恭平さんの『独立国家のつくりかた』を読んで、インスピレーションを感じてモバイルハウスを作ることになったそうです。
モバイルハウスとは、車輪の上に廃材などで組み立てた移動可能な家のこと。
イメージとしてはキャンピングカーのようなものでして、何度でも分解が可能です。
ちなみに中はこのような感じです。6畳一間の普通の家と変わらないですよね!