毎月2回お届けするこどもみらい探求社からのレポート。
うち1回は、「70㎝の目線」。
こどもたちにひとつの“ありふれたモノ”を渡していき、創造される「あそび」をお送りします!
もう1回は、「保育士起業家 まい&めぐの社会実験“こども×??”」
こどもたちの明るい未来のために、様々な分野とコラボレーションをしたレポートをご紹介。
今回は「70cmの目線」。出会ったモノは、「ぶつぶつコップ」です!
◯ 今日のこども ◯
かずくん(1歳7ヶ月)
好きなもの:食べること、おままごと、歌あそび、鳩と踏切
【観察を終えて…】
今回は、おやこ保育園の登園日からの一コマ。
通常は、白い紙コップが登場することが多いのですが、この日はカラフルなオレンジ色の、ブツブツのついたコップ。
手触りの違いも探求してもらいたいと願って用意しましたが、
かずくんは手触りよりも、「ペコッ!」とつぶれる音に興味がわいたようです。
おやこ保育園のカリキュラムの中の1つである、“音”を感じること。
既存の音楽を流さなくても、耳を澄ましてみると、日常はたくさんの音で溢れています。
料理をつくる音、階段を登る音。
雨つぶの音、風が吹く音。
季節の虫の声、もちろん人の声だって、“音”。
音と仲良くなるためには、肩の力を抜いて、耳を澄ますこと。
感性の鋭いこども時代に、多様な音に触れる機会を作ってあげてくださいね!
さて、あなたのお子さんが【ぶつぶつコップ】と出会ったら、どんな反応をするのでしょうか?
次回の素材も、普段なにげなく使っている生活用品。おたのしみに!
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