新年あけましておめでとうございます。
更新がしばらくぶりになりました(汗!)
その後、秋祭り、仮遷座祭などの奉仕と、記者の仕事で、この更新が大変遅れてしまいました。
今年のお正月、大晦日と元旦、
私は大阪の生根神社でのご奉仕をさせていただきました。
御祭神は、少彦名(スクナヒコ)の神様。
今日はそのお話を・・・。
大晦日の夜、カウントダウンの前から、神社には初詣の参拝者でいっぱいになります。
灯りが消えた後の冬空も、空気が透き通り、夜空の星がくっきり見えて美しい!
獅子舞の奉納の後、宮司さんのお話があり、いよいよカウントダウン!
そして初詣の方々の参拝が始まります。
生根神社は、関西一の初詣参拝数をほこる、大阪の住吉大社のすぐ隣に鎮座しています。
この「住吉」の町は、普段はとても静かなですが、お正月と夏祭りには、何百万人が足を運びます。
平成23年にご鎮座1800年を迎える「住吉大社」よりも、生根神社は古いといわれています。
また淀君が崇敬しており、写真の美しい本殿も淀君の命により建造されたのです。
摂社には天満宮も祀られており、「奥の天神さん」「生根さん」と、地元の方々に、とても慕われているお宮です。
話は、大晦日に戻ります。
深夜とはいえ、初詣の方の行列は後をたちません。
大晦日の夜は、私は授与所でのお手伝いです。
「おめでとうございます」と参拝者の方々と挨拶をし、
おみくじ、破魔矢、神札、お守り、干支の置きものなどなどを授与させていただきます。
深夜も押し迫り、帰宅。
そして元旦は、朝から装束をつけて、御祈祷にいらした方々に、お祓いと神鈴を鳴らすご奉仕をさせていただきます。
一年のお祈りをされるご家族がずっと待っていらっしゃいます。
こちらの神社では、一家族ずつの御祈祷をさせていただいています。
新年に御祈祷にいらっしゃった方がたに、やはり一家族ごとにと! という宮司さんの思いもあり、少し待つことにはなりますが、一家族、一家族ごとに、ご祈祷をさせていただいているのです。
いろんな方々がいます。
さまざまなご家族がいらっしゃいます。
と、いつも感じるのですが、子供さんは、御祈祷をしているとき、何か大事なことをしているということを感じているように思います。
お父様に抱かれた小さな女の子が、拝殿の天上をじっと見つめて、手を伸ばしていました。
大人には見えない何かを感じ取っているのかもしれませんね。
そして毎年、感じるのですが、人が祈る姿は、本当に美しく、ご奉仕しているこちらが、敬虔な気持ちになります。
そんなことを感じながら、大麻でお祓いをさせていただき、神鈴をならしています。
参拝に来てくださった方々、そして、この「女性自身」webの読者の方々にとり、
幸多い一年でありますように!!! 心よりお祈り申し上げます。
次回は、時期が遡りますが、秋祭りと仮遷座祭の奉仕についてお話します。
記者としても、神社のご奉仕も精進したいと思います。
今年も「鎮守の杜の”贈り物”」どうぞ宜しくお願いいたします。