2010年に韓国ソウルで誕生し世界各国で絶賛されるなど、今では韓国を代表するアートパフォーマーに成長した『アクションドローイング HERO』が来日。制作発表を13日、都内で行った。
同集団は様々な美術技法を駆使し、4人のパフォーマーがコミカルなダンスやコントを交えながら作品を作り上げる。パフォーマー達はたまに言葉らしきものを発するものの、基本的に意味のある言葉を使わない(ノンバーバル)。それでも観客には彼らが繰り広げるパフォーマンスによって十分楽しめる内容に仕上がっている。
同集団は他に3つのチームがあり、今回来日したのは『チャプリンチーム』。同チームの特徴についてプロデューサーのジョン・キュチョル氏は「(各チーム編成は)俳優の個性を出すようにしている。同チームはリーダーの個性が強く出て(他のチームより)コメディが多い」とコメント。
舞台中、限られた時間内でのアート作品制作の失敗談について聞かれると、キム・フンナム氏は「何度もあります。でもお客さんにはパフォーマンスの一部だと思ってもらい、なんとか切り抜けた。」との事。他のメンバーも「あまりに興奮して、墨などをこぼしてしまった」そうだ。毎回緊張感があり同じステージにならないだけに、何度見ても楽しめる事うけあいだ。
『アクションドローイング HERO』(チャップリンチーム)
東京公演は2013年1月26日(土)〜2013年2月24日(日)まで六本木ブルーシアターで公演予定