‘13年、韓国の大手芸能事務所YGエンターテイメントからBIGBANG以来、約8年ぶりに新人ボーイズグループ“WINNER”が誕生!同じ練習生のBチームとデビューをかけて戦ったサバイバル番組『WIN: WHO IS NEXT』は、日本でも放送され大きな話題を呼んだ。昨年の12月、BIGBANGの6大ドームツアーに参加中の彼らに直撃。メンバーは初のステージで何を感じたのか!?正式デビュー直前にインタビュー全文を掲載!
(※インタビュー日:2013年12月21日)
カン・スンユン(Kang Seungyoon/20)
リーダ・ボーカル担当。人気オーディション番組「SUPER STAR K2」出身で、2013年6月にはソロデビューも果たしている。歌唱力は抜群で、作曲の才能もヤン社長のお墨付き。ドラマにも出演経験有りの多彩なリーダー。
― 東京ドームはどうでしたか?
日本の方に僕たちを知ってもらうことができて嬉しい!東京ドームは、いつもう一度立つことができるか分からない舞台。未練や後悔なくやろうと思っていましたが、パフォーマンスやコメントで少し惜しい点もありました。将来、また僕たちが東京ドームに立てる機会があったら全力を尽くして完璧なパフォーマンスをお見せできるよう努力していきたいです。
―『Go Up』と『Officially Missing You』を披露されましたが、この2曲を選んだ理由を教えてください。
所属事務所のヤン社長が選びました。僕たちも盛り上がる曲と、聴き入ってもらえる曲をやりたいと思っていたので社長と意見が合いました。
―途中、日本語の歌詞がありますよね。
元は僕たちが韓国語で書いた曲です。限られた時間のなかで、日本のファンに少しでも僕たちの思いを日本語で届けたい!と思い、事務所の方に歌詞を変えてほしいとお願いしたんです。ラップの部分はテンポも速く、長いので難しいですが、サビでは日本語で伝えられるように努力しました。
-なるほど。WINNERの初ステージは11月16日の西武ドームでしたね。
WINNERになって初めてパフォーマンスを披露した場所。後悔なく完璧な姿をお見せできたとは思っていません。すでにドーム公演の半分以上を終えましたが、初めてステージに立ったときの恍惚感を忘れられないし、忘れてはいけないと思っています。ヤン社長やBIGBANG先輩、そしてファンのみなさんにとても感謝しています。
-初披露の舞台が日本だと聞いて少し驚いたのでは?
話を聞いた時は、直接僕たちを応援してくださった韓国のファンに一番最初に挨拶をすることができなくて正直少し残念な気持ちもありました。でも、韓国ではドームというステージ自体がありません。日本でも僕たちを応援してくださる方がたくさんいると聞いていたので幸せでしたし、とても感謝しています。ドームという舞台に立たせてもらえることだけでも本当に感謝しています。
-『WIN:WHO IS NEXT』で特に印象的だった出来事は?
ファイナルステージ。初めて観客のいるステージに立ちました。両チームともパフォーマンス中はすごく幸せそうに表情でした。あれは演技ではなく、本当に幸せだから自然と笑顔になるんです。もちろん僕たちがWINNERになれた瞬間でもあるので一番印象深いですね。
-ファイナルステージの結果発表でAチームと呼ばれたときの感想を教えてください。
発表時のカウントダウンは、今までも他のオーディション番組で経験していたので怖くはなかったです。それに、実は「負けても・・・」と少し諦めていました。絶対に勝つんだ!とは思わず、心を落ち着かせようと。何よりも、僕にとって人生で初めて誰かに勝った瞬間でした。これまで出場してきたオーディション番組は、誰かに勝つのではなく、1ラウンド上がるか、最終で落ちるかだったので。それから、勝っても絶対に泣かないと決めていたのですが、やはり涙が出ちゃいました。僕は本当に泣かないタイプなんですよ。でも、結果を聞いた瞬間、頭をバンッと叩かれたような衝撃と共に、涙がこみ上げました。そして、お互いにどれほど苦労しているかを知っているのでBチームに申し訳なかったです。もちろんAチームのメンバーに感謝しましたし、とても誇らしかったです。また、頭の片隅では、これから始まるとてつもなく長い道のりをどう歩んでいこうかと考えていました。
-WINNERはどんなグループですか?
WINNER=勝者。僕たちはデビューをかけたサバイバルに勝ちましたが、さらなるWINNERになりたいです。
―振り付けを担当しているスンフンさんについて紹介してください。
ダンスといえばスンフン兄さん!舞台での魅せ方にもセンスがあって、人々を圧倒できる素晴らしいメンバーです。プライベートでも、年下のメンバーがよくない態度をとったらそれを正してくれる。そして僕はリーダーなので年上のメンバーにも指摘をすることがありますが、それもしっかり聞いてくれて感謝しています。
―共同生活をするなかで当番はありますか?
僕は面倒くさがりなのであまり働きません(笑)あえて言うなら小言担当かも。
-日本に来て覚えた言葉はありますか?
「盛り上がって下さい」。最近覚えたというよりは、実際に聞いて使い方が分かりました。ステージ上で「盛り上がってください!」という瞬間が好きです。
-『WINNER TV』で挑戦したいことは?
第2話で、渋谷で路上ライブをしました。今度はしっかり準備をしてゲリラコンサートをしたい。ファンではない人たちにも僕たちのことを知ってもらいたいです。
-今後の活動予定を教えて下さい。(’13年12月時点)
少しでも早くアルバムを出せるように準備しています。機会があれば様々な方面で活動できるグループになる予定です!
-個人的な目標はありますか?
みんなが最新の夢(デビュー)を話したから僕はグループとして。WINNERという名前なので、僕たちの音楽を聴いた人がWINNERになれるような、その人達に希望を与えられるアーティストになりたいです。