BIGBANGのメンバー・D-LITEが1月31日、2月1日の2日間、代々木第一体育館で『Encore!! 3D Tour D-LITE DLive D’slove』を行い、約2万6000人を動員した。
同ツアーは、昨年全8都市15公演17万人を動員したソロアリーナツアー『D-LITE DLive 2014 in Japan ~D’slove~』のアンコール公演にあたるが、オリジナルソロアルバム『D’slove』に収録されている新曲を追加するなど大幅に一新されている。
D-LITEは「みなさんのおかげでアンコールツアーができました。ありがとうございます」と感謝の心を伝え、全16曲を熱唱。
特に、『どうにもとまらない』では、本家・山本リンダがサプライズ登場!これは、D-LITEがミニアルバム『でぃらいと』でカバーしたことがきっかけ。2人は初共演とは思えない、息のあったパフォーマンスで会場を盛り上げた。
ソロツアーの良いところは、BIGBANGとして活動しているときとは違うD-LITEと出会えることだ。どれほど日本語が堪能でも、母国語ではない歌詞で歌い上げることは容易ではない。しかし、D-LITEはすべての曲に真剣に向き合い、その世界観を完璧に表現。彼のソウルフルで包容力のある歌声が存分に発揮されていた。
もちろん魅力は歌声だけではない。流暢な日本語で進んでいくMCでもファンを楽しませる。フリートークを展開しながら「僕が自由に話すとカンペを作ってくださるスタッフさんの仕事がなくなっちゃうので少しだけ読みますね」と説明し、「どうしてカンペの方がリアクションがいいんですか!」と拗ねて見せ、笑いを誘った。
公演終盤、「僕は自分に自信がないタイプだけれど、2年前からソロツアーをするようになって変わったと思います。自信を持ってステージを楽しめるようになりました。これからも応援してくださる皆さんのために歌い続けます。」と話すD-LITEの熱い言葉に涙するファンもいた。
その後は、ファンの冷めやらぬ要望に応え、「皆さんが聴きたかったら僕の喉は皆さんの喉です!」と、予定にはなかった再アンコールも行い、完全燃焼したD-LITE。「ずっとずっと歌い続けますから一緒に思い出を作っていきましょう」と熱い約束を交わした。
アンコール公演『Encore!!
3D Tour D-LITE DLive D’slove』は2月10日、11日に大阪でファイナルを迎える。