俳優の勝村政信(54)が6月12日、都内で行われた映画「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」(上堀内佳寿也監督、8月4日公開)の製作発表に出席した。
勝村は劇場版ゲストの仮面ライダーブラッド役で“シリーズ史上最強の敵”という設定。7月で55歳になる勝村はライダー役のオファーに驚いたそうだが、「勝村少年に、50年後にライダーできるんだぞって言ったら、卒倒するでしょうね」とうれしそうに話したという。
「毎年のようにベテラン俳優の起用が相次いでいる『ライダーシリーズ』。出演させることで話題になることは必至だが、オファーする俳優さんたちはほぼほぼ『ライダーシリーズ』の大ファン。中には『ノーギャラでもぜんぜん構いません!』と喜ぶ俳優さんもいるほどだそうです」(映画業界関係者)
今や、「スーパー戦隊シリーズ」と並び、若手俳優の出世への登竜門と言われている「ライダーシリーズ」。そんな中、勝村はかなりの高齢での“初変身”を遂げるが、上には上がいるようだ。
「長らくシリーズの最年長初変身記録は07年公開の『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』に当時51歳で出演し仮面ライダー牙王に変身した渡辺裕之さんが保持していました。13年には陣内孝則さんが54歳で『劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド』で仮面ライダーソーサラーに変身し、記録を更新。そして15年には、片岡鶴太郎さんが『仮面ライダードライブ』で仮面ライダー純に変身しています。当時60歳で記録をさらに更新し、現在も保持しています」(芸能記者)
今後、鶴太郎の記録を誰が更新するかが注目される。