多くの芸能人がお忍びで通う東京・広尾にある有名イタリアンレストラン。7月18日、そこに意外なカップルの姿があった。テニス四大大会の1つであるウィンブルドン選手権で、自身初のベスト8入りを果たした錦織圭(28)。そして、モデル恋人の観月あこ(26)だ。
15年7月に交際が発覚してから3年。これまで本誌は、2人仲良く都内をデートする姿を目撃してきた。だが、この日はいつもと少し違っていた。テーブルをはさんだ錦織の向かいには50代と思しき男女、そして70代と思しき男女らの姿があったのだ。
この男女らが座っているのは上座で、錦織はなんと下座! 彼にとって、よほど大事な恩人であることがうかがえる。そして錦織の右隣、末席に観月が……。そうした大切な会に同伴するほど、彼女は錦織にとって大切な存在となっているようだ。
終始和やかに談笑する一行。ときおり、錦織や観月の笑い声も聞こえてくる。食事会も終盤に差し掛かると、観月は会計のためにそっと席を立つ。一連の流れはあまりに自然で、まるで長年連れ添った妻のようだった――。
観月といえば、これまで「奔放すぎる恋人」「魔性の恋人モデル」などといわれてきた。交際に反対する声も多く、「週刊新潮」17年8月17日号では錦織の父・清志氏が「悪い娘だと思うよ」と語るなど“錦織家との不仲”も伝えられてきた。
だが、そんななかでも2人は周囲に理解を求めてきた。献身的にカレの周りと打ち解けようとする観月。前出の「週刊新潮」の取材に対し、彼女はこう答えている。
「結婚はしたい(ですが)、彼に任せています」
つまり、あとは錦織の気持ち次第ということ。だが、錦織には大きな夢がある。
「錦織選手は、結婚の条件について『四大大会で優勝してから』と語っていたそうです。ただ優勝こそ逃したものの、結果は残したといえるはず。今後、2人の仲が進展することもありうるのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)
実際、錦織は恩人との大切な食事会に観月を同伴していた。これは、いよいよゴールイン!?
「最近、彼が出かけるときはいつも観月さんがいます。この3年間ずっといっしょにいたことで、2人はすっかり“あうんの呼吸”。彼を支えるうえで、欠かせない女性になってきているようですね」(前出・スポーツ紙記者)
7月17日、錦織は都内でJAL主催のイベントに出演していた。日が暮れ始めた午後6時、愛車のジャガーに乗って会場をあとにした錦織。向かった先は、都内の雑居ビルの近く。すると待ち合わせていたかのように、観月が駆け寄ってきた。彼女の手には、錦織のスポンサー企業であるユニクロの大きな紙袋が。イベントで多忙な彼にかわって、この日は買い物をしていたようだ。
イベントでは、ウィンブルドンについて「今まででいちばん充実していた」と振り返っていたという錦織。手ごたえを感じた彼が人生の決断を下す日は、そう遠くなさそうだ。