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あなたにとって安室奈美恵さんとは。

 

「空に『北極星』があるように、常に彼女の存在はあった。自分がどこに身を置いていても、彼女の存在はいつもそこにある。まさに、『にぬふぁぶし』(沖縄の言葉で「北極星」の意味)という存在」。紅型で安室さんの肖像画を描いたアーティストの照屋勇賢さんは、安室さんの存在をこう表現しました。

 

「永遠の憧れ」、「ヒーロー」「神っ!」など。多くの人たちがそれぞれの言葉で安室さんの偉大さを表現します。ひとりひとりにそれぞれ「自分にとっての安室奈美恵」というものがあるのだと、昨年9月の引退表明以降、沖縄県内各地で多くの安室ファンの取材を通して感じています。

 

琉球新報では出身地・沖縄の新聞社として、このように多くの人達に愛され、力を与えてきた安室さんへの感謝と敬意を込め、企画展「My Hero」を8月22日(水)から9月16日(日)まで開催します。(午前10時から午後7時まで。8月31日(金)は午後2時まで。)

 

展示は、過去の琉球新報の紙面に掲載された記事を中心に構成。安室さんの活躍を伝える代表的な記事70点のほか、写真を展示します。そのほか関係各者の厚意の下、照屋勇賢さんの作品「Heroes」のほか、KOSEさんのポスターやタワーレコードさんのポスターやCDジャケット画像の一覧も展示。沖縄県の観光PR「Be Okinawa」のポスターの実物も登場します。また、レコード会社、事務所の快諾の下、大型ビジョンで一部ライブ映像も放映します。

 

安室さんが歩んできた25年を振り返りながら、ひとりひとりの中にある「My Hero」と向き合う時間を過ごしていただけたら幸いです。

 

企画展は入場無料。“アムラー世代”と言われる30~40代の方々がお仕事帰りにも寄れるようにと夜7時まで開場しています。お買い物帰りやお昼休みに、仕事終わりに、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

【31日(金)には関連イベントも】

8月31日(金)には関連イベントとして、琉球新報本社1階で(18時30分開始)ラジオ沖縄とのコラボのトークイベントを開催します。一般参加可能。タレントの田仲メリアンさんが司会を務め、長年、安室さんのファンである「泉&やよい」の城間やよいさんがゲストで出演。MC、ゲストのほか来場者からのリクエストも募り、皆で安室さんの曲を聴きながら思い出を振り返り、一緒に語り合おうという企画。後日ラジオ沖縄で特別番組として放送します。入場無料。〝アムラー世代〟の働き盛りのそこのア・ナ・タも、お仕事帰りにかりゆしウエアのままでもOK!お気軽にお越しください。多くの人の参加をお待ちしています。

 

~この記事をまとめた人 ~

 

仲井間郁江(なかいま・いくえ) 2006年琉球新報社入社。編集局経済部、東京報道部、社会部、政治部などを経て、4月から経営戦略局で琉球新報Style編集などを担当。口を開けば「安室愛」を語る日々。好きな色は「金」。

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