第63回沖縄全島エイサーまつり(主催・同実行委員会=沖縄市、琉球新報社、沖縄テレビ放送、市観光物産振興協会、市青年団協議会)が2日、最終日を迎え、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場で行われた本祭に市内外から14団体が出演した。
まつり期間中の3日間、過去最高となる延べ34万人(主催者発表)が「エイサーのまち」沖縄市を訪れた。最終日の出演団体は各地域で継承されてきた力強い伝統の舞や工夫を凝らした創作演目を演舞場を縦横無尽に使って表現した。太鼓に三線、指笛の音が鳴り響き、観客は沖縄の夏の風物詩エイサーの演舞を堪能した。
大トリは2年ぶりに沖縄市山里青年会が務めた。出だしから迫力あふれる太鼓と勇壮な手踊り、そろった隊列の動きで観客を引き付けた。これまで観客数が最も多かったのは第56回(2011年)の33万人だった。
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