被災漁船に第二の使命 沖縄の漁師が修復、モズク船に 東日本大震災の津波で8年漂流
記事投稿日:2019/09/05 13:00 最終更新日:2019/09/05 13:00
丸一日かけて海上から陸へと船を引き上げた伊藤達也さん(左から2人目)、花城治さん(左端)ら=4日午後、金武町金武
【金武】東日本大震災の津波にさらわれて以来、8年余り漂流し、8月31日に金武町金武の浜に流れ着いた岩手県釜石市の漁船「清昭丸」が金武の海人によって再び大海原で活躍しようとしている。4日、引き取りを名乗り出た金武漁協組合の伊藤達也さん(32)らは再び“漂流”することがないよう丸一日かけて海から陸へと船を引き上げた。伊藤さんは「金武に着いたのも何かの縁だ。もう一度、仕事をさ...