【東京】格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(片岡優社長)は15日、来年3月30日のみやこ下地島空港(沖縄県宮古島市)の開港に合わせて就航する成田―下地島路線の詳細を発表した。春休みやゴールデンウイーク期間は毎日1往復運航し、それ以外の期間は毎週月、金、土、日曜日で週4便を運航する。15日に東京都内で会見した片岡社長は、搭乗率8割強を目標に掲げ「自社路線として初の純粋なリゾート路線だ。就航により新たなブームをつくりたい」と意気込んだ。
使用機材は座席数180席のエアバスA320型機で、成田―下地島間を約3時間半で結ぶ。初便を除く3月31日以降は成田を午前7時25分出発となり「神奈川や埼玉といった東京近郊に住む人も、始発に乗れば十分間に合う。下地島には10時半ごろに就くので、現地到着後もアクティビティーを楽しんでもらえる」と特徴を語った。
片岡社長は就航当初は繁忙期を除き週4往復となるダイヤについて「スタート時のリスク回避の面もある。マーケットが成長し、お客さまの認知度が上がると共に増便したい」と語った。就航に伴い下地島で機材を整備する体制などが整うとし、「実機訓練をやる候補地になる」と展望を語った。
就航記念として16日正午から、宮古の語呂合わせから片道運賃385円を400席限定で販売する。通常は6990円から。
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