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家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。新年は穏やかな気持ちで過ごしたいもの。そんな折、写経を思い立った記者。写経とはお経を書き写すこと。自宅でお手軽にできる写経セットを発見し、さっそく体験してみました。

 

■「呉竹筆ペン 写経筆ペン写経セット」美しく書ける罫線入り下敷き付き(呉竹、税込み1,049円)/「えんぴつで書く写経と写仏の練習帳」28の仏さまを描き写せる(エイ出版社、税込み1,080円)

 

写経は毛筆で書くことが基本。けれども墨汁で部屋や洋服を汚してしまうと掃除が大変……と雑念を払いきれない記者が選んだのは、筆ペン付きのものと、鉛筆でも使用が可能な写経セット2種類。

 

ちなみに説明書を要約すると、写経とはお釈迦さまの教えである般若心経の262文字を書き写すことで、精神がリラックスし、集中力が養われ、字が上手になる……といった効果があるそうです。静かな環境で、心を落ち着け、姿勢を正しくして臨むことがポイント。

 

まずは筆ペンで挑戦。お手本の上からなぞるだけなので難しいことは特にありません。文字が美しく見えてしまう筆ペンマジックが功を奏し、それなりの仕上がりに。所要時間約40分。

 

次は仏様の絵を描き写す写仏にも挑戦。細かな線が多かったので慎重に臨み、ひとつの仏様が描き上がるまで約20分。

 

日々何かに忙殺されがちななかで写経や写仏にかける20~40分という時間。その時間内は文字や線をなぞることに夢中になれるので、得られる爽快感とぜいたく感は高し。一度しっかりお寺で写経を学んでから、日常生活に取り入れていきたいと思った記者でした。

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