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3月2日、自身が手がけるブランド「MAISON DE REEFUR」を年内で全店舗閉店すると発表した梨花(45)。突然のInstagramでの告白に、衝撃が走っている。

 

12年4月に東京・代官山で第1号店となる路面店を開店。オープン初日は2000人が列をなし、年間35万人が来店したという。

 

またオープン1年後の13年4月には40歳になったことを機に、ガーリー路線から大人シンプル路線へと変更。これも大成功をおさめていた。

 

「当時は1カ月に1億円も売り上げることもあったといいます。都内ターミナル駅に店舗を構えるブランドですら『5千万円売り上げれば御の字』といわれていたころですからね。この売り上げは、驚きの一言。快進撃が続いていました」(アパレル関係者)

 

その後も新ラインを立ち上げ、店舗数も拡大していった梨花。だがその難しさについて、Instagramで彼女はこうつづっている。

 

《目まぐるしく過ぎていく今の時代 私自身 思考や求めるもの 大切にしたいことが、だんだん変わっていく中で 心を保ちながら 私の力不足も含めて この大きなビジネスを保つことが、 とても難しいと感じるようになりました》

 

今回の閉店は、梨花に限った話ではないという。前出のアパレル関係者はこう明かす。

 

「アパレル業界ではよく“10年間の壁”を越えることが難しいと言われます。10年も経つとオープン当初のお客さんも年齢が上がり、ターゲット層と合わなくなるため離れていきます。いっぽうブランドは新たな層を開拓しなくてはなりませんが、うまく顧客シフトできないケースがとても多いです」

 

また近年はプチプラブランドの台頭により、高価格帯のブランドはこれまで以上に苦戦を強いられているという。

 

「梨花さんがお店を開いた当初は、シンプルな大人カジュアル路線はそれほど多くはありませんでした。しかし最近は、プチプラブランドで同じようなデザインが安く手に入ってしまいます。そのため多くのお店は苦戦が続き、閉店してしまうのです。業界関係者の間でも今回の件は『対岸の火事ではない』と言われていますね」(別のアパレル関係者)

 

梨花は3日にもInstagramを更新。《正直、数年悩んでいたので このように決断し、 皆様に発表できた今は とても大きな安堵と 何か清々しい気持ちでいっぱいです》と明かしている。

 

オープンから7年。閉店を決断した梨花は、これからどんな道を歩んでいくのだろうか。

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