森の中を疾走する参加者ら=16日、東村宮城 画像を見る

 

東村の山や川、浜辺などの自然の中を、チーム対抗でカヌーやトレッキングで探検しながらより高いポイント獲得を目指す「第6回やんばる東村アドベンチャーラリー」(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社)が16日、東村文化・スポーツ記念館を発着点に開催された。県内外から86チーム計248人が参加した。参加者は友人や家族、仲間らと力を合わせ、競技を楽しんだ。

 

村内にある複数のチェックポイントに設定された得点を獲得した合計点数を競った。チェックポイントはゴールからの距離やたどり着くまでの難易度によって得点が違っている。衛星利用測位システム(GPS)や動力装置の使用などが禁止されている。

 

18カ所のポイントを巡り、速さとクイズなどで獲得した合計点数を競ったチャレンジクラスに25チーム62人が参加した。10カ所のポイントが設置されたフレンドシップクラスには61チーム186人が参加した。

 

石垣市から職場の同僚と参加した石塚和宏さん(57)と林友子さん(48)。第1回大会から参加している石塚さんは「毎年、内容が違っているので、楽しい」とほほ笑んだ。林さんも「天気にも恵まれ、東村のきれいな自然を満喫できた」と声を弾ませた。

 

チャレンジクラスの優勝は「スパモニ探検隊」(鹿野颯太さん、鹿野奈津美さん、鈴木篤さん)。フレンドシップクラスで総合優勝したのはチーム「ほらほら」(金城敢さん、永井香さん、ナディン・ウィルクティスさん)。

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: