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「人や作品の巡り合わせの運が異常に強い自信があって」

 

そう話すのは、通算100作目、平成から新時代への元号またぎのNHK連続テレビ小説『なつぞら』でヒロイン・なつ役を務める広瀬すず(20)。昨年末は平成最後の『紅白歌合戦』で司会を務めた。

 

「特別な区切りに出合えて携われることは、すごく幸せなことだと思います。不安になってしまうときも、せっかく巡り合わせの強い運を持っているんだし、楽しませてもらおうって思うようにしているんです」

 

物語は戦災孤児のなつが北海道・十勝へやってきたところから始まる。聞くと、これまでにも両親のいない役が多かったのだとか。

 

「親がいないことで孤独を感じる瞬間が、今回はさらに多い気がしています。でも、なつは太陽のような子。自分はあんなにいい子じゃないので、見習わなくちゃ」

 

朝ドラのヒロインとなると、ハードな撮影というイメージがあるが――。

 

「あまり仕事の話はしない姉(広瀬アリス・『わろてんか』に出演)から、『朝ドラのヒロインは大変。ヒロインじゃなかった私でも大変だった』と、今回だけはメールが来て(笑)。だから覚悟はしていました。でも、撮影が始まったら、楽しいし、まだ全然大丈夫です!」

 

北海道の大自然を背景に、なつのファッションはチェックのシャツにオーバーオールが多いそう。

 

「『こんなに似合う子は今どきいないよ』って言われるんです(笑)」

 

そんなファッションも楽しみな『なつぞら』、いよいよ始まります。

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