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大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(71)が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「先日、同期入社の同僚と飲んだんですが、興味があって給料を聞いてみたら、僕より少し高いことがわかりました。同じような仕事をしているのに……。このモヤモヤした気分はどうすればいい?」(ピカりーん・29・会社員・埼玉県)

 

【A】「『ギャラの格差』への鬱憤は自分も稼いで晴らすしかない」(蛭子能収)

 

社員同士で月給の話はしないほうがいいですよね。でも給与差がわかってしまったのなら、諦めて仕事に専念するか、ずっと嫉妬に苦しむしかありませんね。ウフフ。

 

オレも市立長崎商業高校を卒業して「吉田看板店」に就職しましたが、その当時、月々の手当は1万円。でも同級生で美術部でも一緒だった富永は、テロップ書きとしてテレビ長崎で働いていて給料は2万円でした。正直、絵を描かせたらオレのほうがうまかったんですよ。それなのに給料差が倍もあったから、すごく嫉妬しました。

 

そのモヤモヤはずっとあって、タレントとしてテレビに出るようになって、40歳前に所沢の家を1億円のキャッシュで買ったときにわだかまりが少し消えました。

 

太川陽介さんと共演している『太川蛭子の旅バラ』(テレビ東京系)では、お互いの出演料は知りません。あの番組は太川さんがリーダーで、オレが従うだけ。それでギャラがもらえるんです。オレの出演料を太川さんが知ったら、きっとモヤモヤすると思いますよ、テヘっ!

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