沖縄ハム総合食品は4日、沖縄県産シークヮーサーと青パパイアを使った自社飲料「パパシークヮーサー」が高尿酸血症の改善につながるとし、昨年10月に特許を取得したと発表した。今年3月には、帝京大の山口英世名誉教授らと共同で、県産シークヮーサーに含まれるノビレチンに血清中の尿酸値を下げる効果があるとする論文を発表したことも報告した。
長浜徳勝社長=写真右=と有賀俊二顧問が4日、沖縄県読谷村座喜味の同社で会見を開いた。有賀顧問は、パパシークヮーサーについて「尿酸の産出抑制だけでなく、身体からの排出促進の効果もある」と説明した。長浜社長は「県民の健康増進に貢献し、シークヮーサー産業の発展にもつなげたい」と抱負を語った。
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