10月2日、吉幾三(66)の「TSUGARU オリジナルバージョン」のCDが10月30日にリリースされると発表された。同曲は9月12日に配信リリースされ、MVもYouTubeでアップされた。作詞・作曲・編曲は吉が手掛けている。動画再生回数は200万回を超え、吉をリスペクトする声が続出した。
《帰ってきた津軽のエミネム》
《これこそ正しく地元をレペゼンしているHIPHOPだよなあ》
《何回も聴きました。当分はまりそうです。 津軽に居る人にとっても、津軽を離れてる人にとっても、とても意味深い歌ですよね。 まんだ、帰るよ~津軽~》
吉といえば、1984年に「俺ら東京さ行ぐだ」をリリース。吉は過去に「水道橋博士の80年代伝説」(歌謡ポップスチャンネル)に出演した際、こんなエピソードを披露した。当時、ニューヨークに住む知人から送ってもらったレコードを聴いていたという吉。それを機にラップと出会ったと告白。「俺ら東京さ行ぐだ」は、初めからラップを意識して作ったと明かした。以降、吉は“日本語ラップの始祖”とも呼ばれるように。
そんな吉は同日、CDをリリースする経緯について動画でメッセージを配信した。
吉は「何が何だかさっぱりわからない」と切り出し、レコード会社から「こっちで勝手にやりますから」とCD化を提案されたことを明かした。そして津軽の言葉について、「全然恥ずかしいと思わない」と断言。今でも青森にいる友人とは津軽弁で会話すると語った。そんな吉は、「今度はラッパーの格好で歌ってみたい。ひとつよろしくみたいな感じ」と締めくくった。
そんな吉に紅白出場を望む声も上がっている。
《歌詞が奥深くて感動して涙でました みんな青森から出ていくなかでこの曲はいいメッセージだと思いました 今年この曲で紅白でてほしいです 応援してます》
《祝! CD化、紅白出演したら絶っ対見ます》
《これは最高! 紅白で盛り上がりそう!》