「マンドリン部の発表会のトリを飾ったのが、3年生4人によるアンサンブル。芦田さんの合図で演奏は始まりました」
そう語るのは、保護者の1人。
11月9日に行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で、“国民の代表”として2分半もの祝辞を述べた女優・芦田愛菜(15)。着物姿での堂々たる立ち振舞いや、祝辞の文言は“15歳とは思えない!”と、絶賛を浴びた。
スケールは異なるが、実はその翌日も彼女は晴れ舞台に立っていたのだ。彼女は現在、東京都内の超名門中学校に通う3年生。マンドリン部の部長も務めていた。
11月10日は、学校で文化祭が開催されており、マンドリン部の発表会には大勢の観客が詰めかけたという。前出の保護者が続ける。
「3年生にとっては最後の文化祭です。それだけに芦田さんのグループは真剣さも違っていました。『情熱大陸』のテーマ曲を含めた3曲を20分にわたり演奏しきったときには、観客から大きな拍手が湧きおこりました。“やり切った”という思いもあったのでしょう、退場の際に、芦田さんが涙をぬぐう姿はとても印象的でしたね」
学業に部活に芸能活動にと忙しい日々を送ってきた芦田。今年10月からは『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)がレギュラー番組に昇格。彼女にとってゴールデン帯のレギュラーバラエティでMCを務めるのは、今回が初めてとなる。多忙に拍車がかかっているのだが、そんな彼女を癒してくれる人が存在するという。別の保護者はこう語る。
「クラスメートの男のコと、とても仲がよいと学校で評判になっているのです。10月に行われた運動会でも、お互いを一生懸命に応援したり、楽しそうにおしゃべりしたりしていました」
そのボーイフレンドの名はAくん。『千の風になって』で知られるテノール歌手・秋川雅史(52)の長男だ。
「Aくんは3歳からピアノを習っているそうですが、東京都のピアノコンクールで審査員特別賞を受賞したり、13歳にして大舞台で特別ゲストとして演奏したりするなど、将来を嘱望されているのです。“テノールの貴公子”とも呼ばれたお父さんにも似ていて、ロン毛のジャニーズ風のイケメンです」(音楽関係者)
ちなみに芦田が史上最年少の7歳で出場した『第62回NHK紅白歌合戦』には、秋川雅史も出場していた。来年春には、それぞれ別の系列高校に進学するという芦田とAくんだが、いつか公の舞台で共演する日も来るのだろうか。