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「元号が変わったことで、広告主は新製品だけでなく、同じ製品のPRにも、新たな有名人を求めることが増えました。19年は有名人絡みの事件が多く、この数年の中でも有名人のギャラの増減がもっとも激しい1年でした」(広告代理店関係者・A氏)

 

吉本芸人の闇営業問題や、相次ぐ薬物逮捕、令和婚ラッシュなど、話題満載の2019年の芸能界。そこで複数の広告代理店関係者から入手した最新CMギャラリスト(年間契約)を一挙公開!まずは「上がった人」から――。

 

「ほぼ“倍増”といえるほど平成の昨年と比べ伸び率が高かった急上昇株は、横浜流星さんとKing&Princeの平野紫耀さんの2人ですね」(広告代理店関係者・B氏)

 

横浜流星(23)は「Yahoo!検索大賞2019」大賞&俳優部門賞など“19年の顔”に次々と選出され、1,500万円から3,500万円に。

 

「ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)で、田中圭さんとW主演を務めたことで人気爆発。20年1月期の連ドラ主演も決まり、広告業界でももっとも勢いのある有名人の一人です」(A氏)

 

キンプリ平野紫耀(22)も群を抜いて注目され、3,000万円から5,000万円に。

 

「月刊誌『ViVi』の“国宝級イケメンランキング”下半期1位を獲得。イケメン&天然キャラでバラエティー番組にも引っ張りだこ。各業種からオファーが絶えませんでした」(広告代理店関係者・C氏)

 

イケメン2トップに次いで、19年末『THE MANZAI』(フジテレビ系)で10年ぶりに完全復活したアンタッチャブルも2,000万円→4,500万円と倍以上に。

 

「お笑い界は暗い話題が多かった年だけに、山崎弘也&柴田英嗣コンビ復活は広告業界でも明るい話題です。2人の軽妙なやりとりを見せる演出だけで若年層の視聴者には新鮮に映ります」(B氏)

 

令和婚の有名人にも熱視線が。

 

「蒼井優さん(6,000万円→6,500万円)&山里亮太さん、イモトアヤコさん(1,500万円→2,000万円)、水川あさみさん(2,500万円→3,000万円)は広告業界でも結婚がそのままプラスに働き、家電や生活用品など、ファミリー層の好感度を重視する企業から注目度が上がっています。特に山里さんは好感度の上り幅が大きいため、CM出演料も3,000万円から4,500万円と大幅アップしました。ただ、蒼井さんとの夫婦共演の話は、複数の企業から要望がありましたが、すべて断わられています」(B氏)

 

同じく、大幅にギャラが上がった令和婚芸人が――。

 

「オードリーさんは2人とも令和婚のため、単体でも3,500万円から5,000万円と上昇。コンビとしてのオファーだと、従来の4,000万円から倍増の8,000万円まで跳ね上がるでしょう」(A氏)

 

テレビ出演が急増したりんごちゃん、高嶋ちさ子(51)も急上昇。

 

「可愛いビジュアルながら野太い芸能人の声マネをするという、りんごちゃんのキャラは他に類を見ないもの。上品ながら毒舌を吐く高嶋さんも稀有なキャラで、それぞれ800万円から1,200万円に跳ね上がりましたが、オファーは多数と聞いています」(C氏)

 

朝ドラヒロインは高値安定だ。

 

「前作『なつぞら』のヒロイン、広瀬すずさんは第100作という重圧に負けない高視聴率を記録したことで8,000万円から8,500万円へと自己最高出演料を更新。現在の『スカーレット』主演の戸田恵梨香さんは安定の演技力で5,000万円から6,000円と20%もUPしましたが、“CM女王”である広瀬さんには及びません」(C氏)

 

「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載

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