城間幹子市長(右から2人目)にマスクを手渡す森下建子代表(同3人目)=25日、那覇市役所 画像を見る

 

沖縄県那覇市牧志の洋裁店「モリ」の森下建子代表らが25日、市役所を訪れ、手作りの布製マスク300枚を寄贈した。マスクは紅型風の柄やウコン染めの物もあり色鮮やか。ゴムの長さを調整して大人も子どもも使えるという。市内91カ所の放課後児童クラブ(学童保育)に贈られる。

 

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、市はホームページで学童保育、児童館への支援物資やボランティアを募っている。

 

贈呈式で森下さんは「マスクが足りないと報道で知り、マスク作りなら洋裁店も協力できると思った。従業員に呼び掛け、約1週間残業してもらって作った」と話した。城間幹子市長は「(衛生用品を求める要望に)マッチングできて良かった。心のこもった手作りマスクに感激している。しっかりと届けたい」と感謝した。

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