本来であれば2018年にスタートした引退ツアーの真っ最中だったはずのエルトン・ジョン(写真:Backgrid Australia/アフロ) 画像を見る

先月29日、エルトン・ジョン(73)の主導で豪華なライブイベントが開催された。その名も「リビング・ルーム・コンサート・フォー・アメリカ」。その名のとおり、ビリー・アイリッシュ(18)、マライア・キャリー(50)、アリシア・キーズ(39)、サム・スミス(27)などそうそうたる顔ぶれの出演者たちが自宅でパフォーマンスを行い、テレビやラジオ、YouTubeで世界中に中継するという試みだ。

 

視聴は無料だが、ジョンは「Feeding America」「First Responders Children’s Foundation」の2つの慈善団体への寄付を呼びかけた。いずれも、新型コロナウイルスの影響で難局に立たされている人々の支援を行っている組織だ。米国時間1日までに、800万ドル(約8億6千万円)近くの寄付金が集まったとVariety誌などが報じている。同誌報道によると、個人からはもちろん、P&GやFOXといった大企業からも50万ドルずつの寄付があったという。

 

動画の配信は終了してしまったが、「リビング・ルーム・コンサート・フォー・アメリカ」のTシャツやフーディーがiHeart LIVING ROOM CONCERT(https://shop.1strcf.org/)で販売されており、全ての利益は前述の二団体へ寄付される。コンサートの第二弾の開催を待ちたい。

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