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TBS、テレビ東京に引き続き日本テレビも新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ドラマのスタジオ収録・ロケを2週間休止すると発表した。

 

バラエティー番組の収録や、報道・スポーツ・情報番組以外のロケも休止する。そのため仕事がなくなり、悲鳴をあげているテレビ局の外部スタッフが続出しているという。

 

「フリーランスのAD、ディレクター、放送作家、APの方々は減収に繋がっていますね。売れっ子のスタッフさんであればあるほど、マイナスになっていますよ」(テレビ局関係者)

 

40代前半の売れっ子フリーディレクターは嘆息する。

 

「今回のロケ中止で、番組の収録が5本なくなりました。いまは2カ月前の収入が入るので問題ないです。ですが、このままだと2カ月後の6月や7月あたりは月々150万円のマイナスになってしまいますね。そのときの収入は15万ぐらいになるんじゃないでしょうか。妻からは“お金どうする?”なんてお尻たたかれていて、“なんとかなるでしょ”って脳天気に返していますが……」

 

また、20代前半のADも言う。

 

「深夜番組を担当してますけど、ロケや収録がなくなってしまって、制作の人数が実質的に減らされたんです。編集チームの中にいるんですけど、仕事がありません。正直、この状況でギャラの件について上の人たちに“どうなりますかね?”なんて言いにくい。なので、空いた時間を使ってUber Eatsをやっていますよ」

 

緊急事態宣言で、少しでも収束の方向に向かえば良いが……。

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