ストロング・バイ・ズンバに取り組む丹羽実恵子さん(前列左から3人目)=うるま市の与那城地区公民館 画像を見る

 

【うるま】沖縄県うるま市の与那城地区公民館で開かれている「strong by zumba」(ストロング・バイ・ズンバ)の教室で、仲間に一目置かれている女性がいる。丹羽実恵子さん(80)だ。誰もが年齢を聞いて驚き、教室内で「めざせ、NEE(ネー)」と慕われている。NEE(ネー)は丹羽さんの愛称だ。

 

「ストロング・バイ・ズンバ」は、音楽に合わせ、体重を使って全身を鍛える筋力トレーニング。「エアロビクス歴は50年」と話す実恵子さん。夫でフィットネスインストラクターの資格を持つ義和さん(69)と一緒に、ほぼ毎日教室に通い、汗を流している。

 

若い世代に交じり、みっちり1時間汗を流した。インストラクターの齋藤文(あや)さん、chieri(チエリ)さんも実恵子さんを応援し、細かな体作りをサポートする。「生徒が頑張っているからやりがいも大きい」「自身の体重を使った筋トレなので、体幹が鍛えられる。一番の変化は姿勢」と話す2人。

 

将来はズンバのインストラクターになりたいと話す実恵子さん。仲間に支えられ、楽しみながら高みを目指す。教室の料金は初回無料で2回目から500円。また、うるま市内の安慶名公民館、生涯学習文化振興センターでも開いている。

(石川優子通信員)

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