芸能事務所「テレビ朝日ミュージック」に所属するアーティストが、大事MANブラザーズバンドの代表曲「それが大事」のテレワーク合唱動画を5月8日に公式YouTubeチャンネルで公開した。
一部スポーツ紙によると「それが大事」の作詞・作曲を手がけた大事MANブラザーズのボーカル・立川俊之(54)監修のもと、歌詞を「そうだ みんなで『三密』を避ける事が必要」などにアレンジ。所属アーティストの湘南乃風やソナーポケットら8組28人に加え、立川がボーカル兼ギターとしても参加したという。
今月4日には、大手芸能事務所「アップフロントグループ」に所属するタレント121人が参加した「テレワーク合唱」の動画も公式YouTubeチャンネルで公開。所属タレントでもあるKAN(57)の代表曲「愛は勝つ」など3曲を、歌手の堀内孝雄(70)や森高千里(51)らがテレワークで合唱。同曲は、バイオリニストの高嶋ちさ子(51)や俳優で歌手の高橋克典(55)らがテレワークでコラボ。テレビ朝日系のCMに起用されている。
「こうした往年のヒット曲を若者に向けて再び取り上げるパターンは、CMなどを中心に人気となっています。また『愛は勝つ』は90年、『それが大事』は91年に発売。バブル崩壊前後のヒット曲で、ノリのいいテンポや背中を後押ししてくれるような歌詞が特徴です。大勢で合唱すれば一体感が出るため、閉塞感漂う今にピッタリだとして再び注目を集めているようです。SNSなどで流行していくことで、若い世代の認知も広がります。KANさんや立川さんが歌番組で生歌を披露する機会も増えそうです」(音楽関係者)