具志堅敏さん(右端)の自宅でたわわに実るパッションフルーツ=6日、中城村南上原 画像を見る

 

【中城】沖縄県中城村南上原の具志堅敏さん(56)の自宅駐車場で、パッションフルーツの実約420個がたわわに実っている。道路に落下しないよう赤い網に包まれた“実のカーテン”は、太陽の光を浴びながら道行く人々の目を楽しませている。

 

青々と実っているパッションフルーツは、具志堅さんが3年前に植えた。かつて育成に失敗した経験を踏まえ、島尻マージや鹿沼土、腐葉土を混ぜて土を作り、水管理に注意した。昨年の実りは1個だったが、今年4月から実が増え始めた。6月末ごろ収穫時期を迎える見通し。熟したら親戚などに配るという。

 

「よく『網は盗難防止なのか』と聞かれるけど、熟したら持って行っていいですよ」と笑う具志堅さん。義母で共に住む平良ヨシ子さん(79)は「甘酸っぱくて夏バテにいい。おいしくて幸せいっぱい」と話した。

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