人気オーディション番組で出会いを果たした5人組ダンスボーカルユニットBoom Triggerが、シングル『Shaking/The Party Must Go On』で8月13日にデビューを果たした。K-POP・J-POP・HIP-HOPを融合させた新ジャンル「K-J・HOP」を切り拓く意気込みを語ってくれた5人。
グループとしての始動開始間もなく、5月に予定されていたファンイベントは新型コロナウィルスで中止に……。自粛期間の心境も含め、これからの“野望”について語ってもらった。
――中止が決まった時は、どんな心境でしたか?
結城樹(23):「もしかしたら中止になるかも」っていう予感は薄々あった。けどポジティブに考えたら、準備期間として個々のレベルやクオリティーを上げる時間が増えたな、と。前向きに捉えようと思いましたね。
稲吉ひかり(20):ファンに楽しみにしてもらっている分、僕たちもそれ以上の期待に応えられるようにしよう、と。
結城:うん。準備期間が伸びて、さらに期待値が増していくようになったと思います。
――自粛中はどのように練習していましたか?
安藤優(21):頻繁ではありませんが、たまに2~3人に分かれて練習をしました。ダンスの先生がリモートで指導をしてくれましたね。
安藤:全員で集まったのは、緊急事態宣言が解除されてからでした。
大水陸渡(21):実は、その時にダンスの先生と初めて対面したんです。それまでリモート練習で、画面の中では何回も会っていたんですけど…
安藤:間近で見た先生のダンスは、画面越しとの迫力が違ったよね。
結城:やっぱり直接教えてもらう方が細かいところも指導してもらえるし、間違いも指摘してもらえました。
――そしてついにシングルをリリースし、デビュー。今後はどんなグループにしていきたい?
安藤:今回のシングルには『Shaking』にあるクールな一面と、『The Party Must Go On』で感じられる明るさや楽しさといった二つの特徴があります。色んな表情を見せられるグループになりたいし、年齢層を問わず愛されるグループにもなりたいと思っています。誰からも親しまれやすい5人になっていきたいな。
稲吉:どんどん周りに近づいて、巻き込んで、みんなで盛り上がれるグループです。僕らの曲を聴いても楽しめるし、僕らを見ても楽しめる。楽しさがどんどん倍増していくようなグループを目指していきたいです。
安藤:確かに。それは大事。みなさんをハッピーにできるピースフルなグループになりますよ!
稲吉:1人ひとりの個性が光って見えるグループになりたい。陸渡くんはJ-POPよりの優しい歌声。樹くんはK-POPっぽい歌い方。優くんはアクロバット。海斗くんはラップ。そして僕は低音ボイス……めっちゃオールラウンダー!