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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(29)。『ホンマでっか!?TV』などへの出演も話題になり、この夏、本誌連載『ポップな心霊論』をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)も発売。

 

その発売を記念して、シークエンスはやともが、暑い夜を涼しくさせる真夏の実話怪談話を。ポップさゼロ、背筋も凍る幽霊の話とはーー。

 

■その人は亡くなってからも自殺を繰り返しているのです

 

友達の家に遊びに行ったとき、ある恐ろしいものを目の当たりにしてしまった、というお話です。

 

その友達とは、少し前に出会ったばかりだったんですが、お互い“霊が見える”という共通点があり、すぐに仲よくなったんです。家に行くのはその日が初めて。彼が駅まで迎えに来てくれて、たわいのない話をしながら家までの道のりを歩いていました。

 

途中、コンビニに寄ったんですが、買い物を終えて出てきたところで、背後から「バチンッ」と、とてつもなく大きな音が聞こえたんです。

 

振り返ると、そこに血まみれの女の人が倒れていて。明らかに上から叩きつけられたような状態になっていました。ちょうど目の前には高層マンションが立っていたので、直感的に「あそこから飛び降りたんだ」と思いました。

 

僕はすぐに駆け寄ろうとしたんですけど、周りの人は誰1人として反応していません。それでもう死んでいる人だと気付きました。すると友達が「やっぱり見えた? これを見せたくて、このコンビニに寄ったんだよ」と。

 

なんでもその女の人は、何度も上から落ちてきて、死ぬ瞬間を繰り返しているんだそうです。

 

これは、あとからわかったことですが、たしかにその高層マンションでは、過去に1人の女性が自殺をしていました。でも、公表されている死因は“飛び降り”ではなく“首吊り”なんです。

 

ただ、彼女が紐をくくりつけたのはベランダの手すり。そこから外に身を投げる形で首を吊ったので、最後には紐がちぎれて、地面に叩きつけられたんだそうです。

 

【PROFILE】

シークエンスはやとも

1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。8月4日には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。

 

「女性自身」2020年8月18日・25日合併号 掲載

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