3月にデビューしたグローバルボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」が、8月26日にセカンドシングル「STARGAZER(スターゲイザー)」を発売する。デビューシングル「PROTOSTAR」が3月16日付オリコン週間シングルランキングで初登場1位を記録するなど目まぐるしい活躍を見せるJO1。セカンドシングルへの思いなどを沖縄県出身でリーダーの與那城奨(よなしろしょう)にオンラインで話を聞いた。(聞き手・田中芳)
■コロナ禍の今、届けられるもの
-デビューからこれまでを振り返って。
「コロナの影響で思うようなスタートを切れなかったのはある。自粛期間の1カ月で考え方を変え、家でもできることは何かを考えた。動画投稿サイトのユーチューブやSNSを使ってファンの方たちと交流するなど、できることを最大限にやってきた。バーチャルランウェイライブなどもやらせてもらった。新しい見せ方の一つとして、手応えを感じている。リモートだからこそ、ファンに届けられるものがあると思う」
-テレビ出演などは反響が大きいのでは。
「ラジオやテレビ各方面に出演させていただいた。「HEY!HEY!NEO!」は反響がとても大きかった。テレビを見てJO1を初めて知ったという方が、MVやユーチューブを見て、知ってもらえることがとてもうれしい」
-セカンドシングル「STARGAZER」のコンセプトや魅力は。
「タイトル曲の『OH―EH―OH』は10代の頃の悩みや不安がコンセプトになっている。将来どうなるのだろうといった不安を、僕たちが星となって照らし、道をつくってあげる。そういうのをコンセプトにしている。僕たちの若さや勢いを前面に出したものになっている。セカンドシングルでは新しいJO1が見られると思う。学ランやブレザーも着ているので、衣装や髪型に注目してもらいたい。皆、歌もうまくなっているので見てほしい」
■1度きりのチャンスに懸けた
-沖縄で過ごした10代、自身はどのようなことに悩んでいたか。
「当時は自分のやりたいことが分からなかった。それを探すために大学に進学した。勉強していく過程で本当に自分のやりたいことを問い詰めていった結果、芸能に身を投じたいとすごく思った。1回きりのチャンスなので、本気でやってみようと思って芸能界を目指した。10代の頃はそんな悩みもあった」
-4曲目収録の「My Friends」では作詞をしている。
「JO1のデビューが決まったときから、歌詞を書こうと決めていた。オーディションでずっと支えあってきた仲間のことや、11人のメンバー、支えてくださるファンのことなど、当時思っていたことを、殴り書きしていた。ファーストシングルを発売後からしっかり形付けたいと思っていた。今後は作曲にも携わりたい」
◇ ◇
JO1のニューセカンドシングル「STARGAZER」(LAPONE ENTERTAINMENT)は全4曲収録。DVDかフォトブックレットが付いた初回限定盤は1900円(税込)。通常盤は1400円(同)。