「前作の撮影当初は、今まで口にしたことのないようなセリフにかなり戸惑ったんです。2行くらいのセリフがなんで覚えられないんだろう? っていうくらい頭に入らなくて(笑)」
そう振り返るのは、ドラマ『ルパンの娘』の続編(フジテレビ系・10月15日木曜22時スタート)で再びヒロインを演じる深田恭子(37)。彼女が演じる泥棒一家の娘・三雲華のアクションは幅広い世代から親しまれ、街で声をかけられることが急増した。
「“華の決めポーズをやって”って、いろいろなところで言われて(笑)。それだけたくさんの人たちに楽しんでいただけているんだなあって実感しました」
物語は、刑事一家の息子で恋人の桜庭和馬(瀬戸康史・32)と華が結ばれたところから始まる。
「ボロボロのアパートで2人の新婚生活がスタートしますが、そのなかでも幸せに過ごしている様子を演じるのは楽しみです。本当にピュアに愛し合っているので、普通の家族になれる日がきたらいいなあって思います」
もちろん前作に引き続き、セクシー衣装&決めゼリフは健在!
「泥棒スーツは体のラインが出るので緊張しますが、デザインや世界観が素敵。“悔い改めな!”の決めゼリフも、これを言えば事件が終わるんだなってホッとするようになりました(笑)」
クランクイン前は新型コロナウイルスの影響もあり、家で過ごす時間が多かったという。愛犬の世話や映画観賞のほかに、“あること”にハマったそうで……。
「パンケーキやもんじゃ焼き、ギョーザとか、みなさんが作ってSNSに上げている動画を見て、私もそれを追うようにひととおり作りました。もともと、もんじゃはよく作るんですけど、今回またハマってしまいましたね(笑)」
「女性自身」2020年10月27日号 掲載