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23日にJAXA(宇宙航空研究開発機構)が発表した、13年ぶりとなる日本人宇宙飛行士の募集。21年秋頃を目処に募集要項が発表され、1年かけて最終的に若干名が選ばれることという。

 

これに伴い、JAXAのHPでは、宇宙航空研究開発機構特別参与/宇宙飛行士の若田光一氏が、コメントを発表した。

 

《新しい宇宙飛行士を来年秋ごろに募集することを目指し、準備を開始いたします。多くのみなさんが月探査でも活躍できる宇宙飛行士を目指して応募してくださることを期待しています。》

 

選ばれた宇宙飛行士は、JAXAが国際的パートナーを務める月面着陸などを目的とするNASA(米国宇宙航空局)に参加することが念頭に置かれている。つまり、日本人が初めて月面に降り立つ可能性があるのだ。

 

そんな夢のような展開に人々が盛り上がるなか、あの“大ヒット宇宙漫画”を思い浮かべる人も少なくなかったようだ。

 

その漫画とは『モーニング』で連載中の『宇宙兄弟』。幼少期に宇宙へ行くことを誓い合った兄弟、南波六太と南波日々人が切磋琢磨しながら、成長し宇宙を目指していくという物語の本作。すでにアニメ化、実写映画化されており、累計発行部数は2400万部を越える。

 

この『宇宙兄弟』の物語内の時系列が、現実の時系列と、似たものになっている。

 

そして、今回の募集計画と『宇宙兄弟』にはいくつかの“共通点”がある。

 

募集要項が発表される21年は、『宇宙兄弟』の作中で日本人として初めて月面へ降り立つ日々人が宇宙飛行士に認定される年である。また、日々人の兄・六太は26年に宇宙飛行士選抜試験に合格。JAXAは今後5年に1回程度、宇宙飛行士を募集していくと発表しており、日々人に遅れて六太が宇宙飛行士となった時系列と展開も似ている。

 

こうしたシンクロぶりにSNS上では同作のファンから感動の声が相次いだ。

 

《JAXAの宇宙飛行士募集とか、このタイミングだと宇宙兄弟を連想するわ》
《5年頻度で今後は募集かけていくって…まじで宇宙兄弟なぞってるやん…うむむ…良い》

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