「リーダーもニノも言っていましたけど、やっぱり皆さんの前でライブやりたいなって思いますし、やりきった感じがしないなって思うので、そんな機会を、いつになるかわかりませんけど持ちたいなって思います」
新国立競技場でのコンサート「アラフェス2020」が終わってそう話したのは、松本潤(37)。
「今回のアラフェスは、ファンを満足させるだけなく、嵐の5人も心から楽しんでいる様子でした。その一方で、いざ無観客の客席を目の当たりにしたことで、メンバーたちは、かえって“ファンに会いたい”という気持ちが高まったようです」(芸能関係者)
一大イベントを大成功で終えた彼らが、大みそかの活動休止までの残り2カ月を、どう過ごすのか、ファンには気がかりなところだ。
「正式発表はまだですが、『NHK紅白歌合戦』への出演は確実。また、年内で放送終了する『VS嵐』(フジテレビ系)、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)などのレギュラー番組も最終回の特番をやるでしょうから、その準備に追われる日々になるのでは」(スポーツ紙記者)
とはいえ多忙を極めたアラフェス準備期間よりは落ち着いて、残りの時間をゆっくりかみ締めていくのだろうか。
そんななか気になるのが冒頭の松本の言葉。活動再開後を念頭に置いているようにも聞こえるが、この後にさらにもう一言。
「何より、まだまだ2カ月ありますし」
松本の、今年中にまだ何かやろうという気持ちが読みとれる。
「もちろん、こういう状況ですから、年末までに直接ファンに会うということは不可能でしょう。ただその気持ちを埋めるべく、もう一度、ファンに向けたイベントをやることはできないのかと、さまざまな案を模索しているようです」
あくまで検討段階で可能性があるにすぎない、と前置きしたうえで前出の芸能関係者が続ける。
「アラフェスの後ですし、コンサートというよりも、“ファンミーティング”といったイメージになるでしょうね。もちろんコロナ禍ですから、無観客開催が大前提。ただ、アラフェスは収録配信でしたから、“よりファンに近づく”という意味では生配信にする可能性はあるのでは。そうすれば、オンラインでファンの反応をリアルタイムで受け止めることもできるでしょうし、コミュニケーションをとることも不可能ではありませんから」
ギリギリまで全力で走り抜ける覚悟の5人。“やりきった!”と思える大みそかを迎えてほしい――。
「女性自身」2020年11月24日号 掲載