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「父の身長は188センチなので、僕より2センチ高いんです」

 

そう話す、彼の名は時任勇気(29)。明治大学卒業後、父と同じ役者の道を歩んできたが、今回、ドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日系・金曜23時15分〜、一部地域を除く)へのレギュラー出演が決定。これを機に、時任三郎(62)の息子と明言することを決意した。

 

「僕の評価が父にも影響が及ぶかもしれない。父に迷惑がかからないよう、これまで以上に頑張りたいです」

 

父・三郎といえば、子育てのために一時、芸能活動を休止。3人の子どもたちをのびのびと育てたいとニュージーランドに移住したことで知られる。

 

「人口が100人ほどの、人より羊のほうが多いど田舎で育ちました。そのころの父は家で過ごすことが多く、大きな芝刈り機に乗って、雑草と格闘していました(笑)」

 

7歳から4年間過ごしたニュージーランドの自宅は、サッカーグラウンドほどの広い敷地に川も流れていたそう。

 

「川でボディボードをしたり、木に登ったり、とにかくわんぱくでした」

 

役者に興味を抱いたのは日本に帰国した11歳のころ。その後、大学卒業が近づいたときに決心を固めたという。

 

「口に出すのは恥ずかしいし、自信もなかったので、父に打ち明けたのは事務所が決まってからでした。ドッキドキで話したら、父は『いいんじゃない? やりたければやればいいじゃん!』って一言だけでした(笑)」

 

『24 JAPAN』では、CTU(テロ対策ユニット)の第2支部に所属する暗号解析係・マイロを演じる。

 

「マイロは、上から目線で物事を言うところはありますが、ちゃめっ気があって人間味のある人です。日本と外国の価値観が混在しているところや、マイペースな性格は自分と似ていると思います」

 

親子共演をぜひ見てみたいが……。

 

「今はまだ考えられないです。自分がもっと経験を積んで一人前になるまでは……」

 

「女性自身」2020年11月24日号 掲載

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