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12月2日に「Step and a step」をリリースし、正式にデビューを果たすNiziU。11月25日には『ベストアーティスト2020』(日本テレビ系)に出演し、そのパフォーマンスを初披露した。

 

6月30日にプレデビューし、配信リリースされた「Make you happy」のストリーミング再生は1億回を突破。「Step and a step」のMVも公開からわずか1日で、再生回数が1,000万回を超えるという人気ぶりだ。大晦日には『第71回紅白歌合戦』を控えており、女性グループで最速出場という快挙を成し遂げた。

 

ソニーミュージックとJYP Entertainmentによるオーディションプロジェクト「Nizi Project」から誕生したNiziU。応募者1万人以上のなかから選抜され、グループ結成までの様子は1月から『Hulu』で独占配信された。

 

同時に地上波の『スッキリ』(日本テレビ系)でも定期特集されたことにより、幅広い世代にその存在感を知らしめた。オーディションやトレーニングに挑む彼女たちの成長過程は、瞬く間に注目の的となった。

 

さらに加藤浩次(51)や近藤春菜(37)らスタジオメンバーによる“親目線”も、人気を後押ししたようだ。

 

見守って1年…NiziU人気を底上げした「スッキリ」の親目線
画像を見る 「親心で応援している」と語るほどの熱心ぶりを見せる近藤春菜。

 

ファイナルステージを控えたメンバーが家族からのメッセージに号泣するシーンでは、近藤や森圭介アナウンサー(42)らもしんみり。韓国で共同生活を送るNiziUが自炊するシーンでも、近藤が「寮母として入りたい!」と熱望。「親心で応援している」と語るほどの熱心ぶりは、視聴者からも共感を呼んでいる。

 

「NiziUは当初から若い世代の支持を得ていましたが、その輪を親世代にまで広げたのは間違いなく『スッキリ』の“見守り体制”でしょう。

 

番組では継続して取り上げ続け、近藤さんたちは温かいエールを送り続けてきました。メンバーの平均年齢は17歳。時に涙を流しながらもひた向きな彼女たちの姿を追い続けていくうちに、『スッキリ』のメイン視聴者層である主婦たちも『まるでわが子のよう』と引き込まれていったようです。

 

放送が自粛期間中に重なったこともあり、親子で視聴した人も多かったようです。安藤サクラさん(34)も『ハマった』と語っていたように、今では子育て中の親世代からも絶大な支持を得ています」(テレビ局関係者)

 

人気が増すいっぽう、メンバーのMIIHI(16)が体調不良により10月下旬から長期休養に入った。8人体制での活動が続くが、「誰も置いていかない」という姿勢を貫いているNiziU。そこには、プロデューサーであるJ.Y. Park氏(48)の “親心”もあるようだ。

 

「8人でパフォーマンスする際も、MIIHIさんのパートは収録音源を使用するなど “9人でNiziU”を守っています。

 

新曲『Step and a step』は、“自分らしく、自分のペースで歩んでいこう”がテーマ。コロナ禍で懸命に生きる人々へ向けられたメッセージソングとして、リリースされました。いっぽうMVには、MIIHIさんも出演。MAYAさん(18)に見つけ出され、9人で手をつないで歩いていく演出は感動を呼んでいます。

 

楽曲を通じてメンバーの心を支えようとする、J.Y. Park氏の“親心”なのでしょう」(音楽関係者)

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