家族とBBQしたことを投稿した玉城デニー知事のツイッターアカウント 画像を見る

玉城デニー知事は5日、ツイッターで大型連休に同居していない家族とバーベキューをしたと投稿した。閲覧した人々から批判が相次いだ。県は新型コロナウイルス感染症対策としてバーベキューなど飲食につながるイベントを自粛し、同居家族のみで会食するよう県民に呼び掛けている。6日夜、玉城知事は投稿を削除した。

玉城知事は「GWの予定は実家と山の神の実家庭でのBBQ」と投稿。「山の神」は、国語辞典によると恐妻を指す俗称。ツイッターでは「県民には自粛しろと言い、自身はバーベキューか」「医療従事者に顔向けできるのか」などと批判されている。

 

玉城知事は本紙の取材に「心身のリフレッシュのため、十分に距離を取るなどしっかり対策して実施した」と説明し、屋外だったことも強調。県は屋外のバーベキューでも感染した事例があると説明している。会食を同居家族に限るよう求めていることについて、玉城知事は「見知らぬ人と会食しないでほしいという趣旨だ」と述べた。

 

玉城知事は連休前「同居家族以外との会食は、自分だけではなく大切な人の命や健康を危険にさらす」と呼び掛けていた。感染リスクの高い場に参加した場合、少なくとも1週間は健康観察をして人との接触は控えるよう求めている。

 

2020年4月には当時の安倍晋三首相が自宅でくつろぐ自身の動画をツイッターに投稿し外出自粛を訴えて批判を受けた。

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