那覇市久茂地のスクランブル交差点沿いに立地していた「おきなわ屋泡盛蔵 スクランブル交差店」が、4月末で閉店した。2003年の開店から18年間、お菓子や泡盛、ご当地グッズなどの土産品を販売してきた。長期化する新型コロナウイルスの影響で客足が戻らず、売り上げはコロナ前の8~9割減となっていた。那覇市内でも一等地で、家賃負担が重くなっていた。コロナ禍で休業や時短営業を繰り返し、通常営業もできていなかった。
6月30日で建物から退去する。同時に「おきなわ屋泡盛蔵 美栄橋店」も4月末で閉店した。「おきなわ屋」は現在、本店のほか美浜店、那覇空港店など計6店舗を経営している。
おきなわ屋の代表者は「(国際通りの)広告塔としての役割もあると思い運営を続けてきたが、収支が合わなくなった。それぐらいコロナの影響は厳しい」と話した。
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