米ヴァージニア州スタフォード郡のマクドナルドで、36歳の男が「客を全員殺す」と脅迫して逮捕された。スタフォード郡保安官事務所がFacebookで公表した。
保安官事務所の発表内容によると、6月5日の朝10時前、フードデリバリーサービス「DoorDash」のドライバーとして働くジェイムス・スプリンガーがハイウェイ沿いのマクドナルドに来店し、ハッピーミール(日本ではハッピーセット)を注文。まだモーニングメニューしか用意できない時間帯だったため、店員が断ると、スプリンガーは激昂。白のトヨタ・ヤリスに乗り、「あとで戻ってきて全員殺してやる」と恫喝して去って行ったという。
店員は脅迫事件として通報。保安官代理は車種情報をもとに容疑者を追ったが、その間に数件続けて白いトヨタ・ヤリスの運転手に銃を突きつけられたとの通報が相次いだという。これに対応している間に、最初に通報したマクドナルドの店舗から「怒り狂った犯人が戻ってきた」と連絡があり、急行した保安官代理がスプリンガーの身柄を拘束した。
スプリンガーの車からは黒い拳銃型のBBガンが見つかり、治安紊乱行為、暴言、武器の誇示で逮捕された。