「ひと山越えてまたひと山と、てんこ盛りの内容で、1話だけでも半年かけて撮ってもいいんじゃないかと思うほどです。スケールの大きさに毎回圧倒されます」
そう話すのは、新ドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(TBS系にて7月4日21時スタート。初回25分拡大)で研修医・弦巻比奈を演じる中条あやみ(24)。
事故や災害の現場に駆けつけ、重篤患者を救う救命救急チームの一員を演じるため、かつてない緊張感で撮影に臨んでいるという。
「私自身、すごくプレッシャーに弱いんです。現場でパニックになってしまうこともあるんですが、共演者の方に助けていただきながら乗り越えています。チームワークの大切さを感じる熱い現場です」
そんな現場を率いるのは、チームのリーダーを演じる鈴木亮平(38)。撮影中は役と同様に頼もしい存在だが、彼と同じ関西出身の中条にとっては関西弁で冗談を言い合える“おもしろいお父さん”。
「周りのことをよく見ている方で、私が考えごとをしていると、『あんた! いまボーッとしてたやろう!』とツッコミが入る(笑)。家族のこともよく話して聞かせてくださいますし、気さくな方です」
また、共演者から“小5男子”と称されることが多いという中条。
「撮影の合間、いきなり『バーン!』って銃を撃つマネをしたりするんですよ、私(笑)。相手がどう返してくれるのかを見たくてやるんですけど、『それって男子小学生がやることだよ』って言われてしまう。自覚はあまりないんですけど(笑)」