「総理は批判されてばっかりでしたけど、こんなに仕事をした政権はないと思う。1年間でこんなに結果を出した総理はいないと思う」
9月3日、記者団に向かって涙ながらにこう語ったのは小泉進次郎環境相（40）。菅義偉首相（72）の成果と世間の持つ印象に乖離があると主張する彼だが、自身の発信力にも課題を感じているようだ。
「小泉氏は“幅広い世代に情報発信していきたい”と8月上旬からインスタグラムを始めました。ですが、フォロワーが増えず嘆いています。妻の滝川クリステルさん（43）にコツや注意点を教えてもらっていますが、うまくいっていません。9月6日時点でのフォロワー数は約3,400人。滝川さんの80分の1ですね」（永田町関係者）
インスタ開始は、ある大臣を意識してのことだと永田町関係者は続ける。
「それは河野太郎行政改革相（58）です。同じ神奈川県出身で代々続く政治家一家のエリートと、共通点も多く頼れる先輩だそうです。河野氏はSNSを活用する能力が高く、フォロワーを多数獲得しています。若者とも積極的に交流を図り、投稿を見てファンになった人までいるそうです。政界随一の情報発信力を誇る彼のようになりたいみたいですよ。
その足がかりとして小泉氏は河野氏のインスタをフォロー。SNS上での交流を深めて、存在感を増していこうとしたのでしょう。しかし河野氏からフォローは返ってきていません。“ガン無視”されていますね」
4月にはツイッターも開始している小泉環境相だが、フォロワー数は約1万人。ちなみに河野改革相は235万人だ。
低調な理由を政治アナリストの伊藤惇夫氏はこう指摘する。
「小泉環境相のツイートは全て英語なのですが、まずそこから疑問ですね。外国人を意識する前に、国民へ目を向けるべきでは」
’19年9月11日の大臣就任記者会見で、小泉環境相は次のように語っていた。
「私は環境省の取り組みを知れば知るほど、発信力がなくてもったいないと思う。（中略）しっかりと（私の発信力を）発揮できるよう取り組んでいきたいと思います」
小泉環境相の発信力が河野改革相にも認められる日は来るのか!?
