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「“私”は、周囲に敵意を向けつつも、何者かになろうとあがくキャラクター。僕自身、自分と誰かを比べて劣等感を抱くこともあるので、共感できる部分がありました」

 

そう話すのは、主演映画『真夜中乙女戦争』が公開中のKing&Prince永瀬廉(23)。永瀬が演じるのは、すべてに退屈し鬱屈した日々を送る大学生、“私”。

 

「ただ僕は、あそこまでこじらせていないですけどね(笑)」

 

自身と“私”はあまり似ていないと語る永瀬。実際の大学生活も“私”とは対照的に楽しんでいたそう。

 

「仕事と両立していたので、学生らしい思い出はそんなに多くはないんですけど、ドライブしたあとにキャンパスの近くに住んでいる友達の家に泊まって、そのまま一緒に授業に出たり、週に何回か深夜にみんなで集まって、ラーメンを食べに行ったりしていました」

 

劇中で“私”は、謎の男“黒服”に導かれ、さまざまな悪戯に手を染めていく。実は永瀬も、子どものころにはよく友達に悪戯をしかけていたとか。

 

「ガムを抜こうとすると、ペチンッて指がはさまるおもちゃを使っていましたね。あとは、かばんの中に虫のおもちゃを入れたりも。相手の反応を見るのが好きだったんですよ(笑)」

 

そんな悪戯っ子の片鱗は、いまだに垣間見れるときがあるようで……。

 

「そういえばこの間、寝ている友達のすね毛をガムテープで抜きました(笑)。今度、メンバーにもやってみようかな」

 

本作はタイトルどおり、真夜中のシーンでクライマックスを迎える。そこでこのインタビューも、それにちなんで「最近の“真夜中”の過ごし方は?」という質問で締めくくる。

 

「昔よく聴いていた曲の中から1曲を選んでかけるんです。それで、懐かしいなって気持ちになったまま、毎晩眠りについています」

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