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4月8日の最終回まで残りわずかとなり、クライマックスを迎えている連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)。

 

現在放送中の3代目ヒロイン・ひなたを演じる川栄李奈(27)は、3月24日に恒例のバトンタッチセレモニーに出席。4月11日から始まる次回作『ちむどんどん』のヒロインを演じる黒島結菜(25)に、バトンを渡した。各メディアによると、川栄は最終週について「『えっ!?︎』と驚くような怒涛の展開です」とコメントしたという。

 

物語の展開に期待が高まるなか、3月25日に放送された第101話ではラスト2分の“ある描写”に視聴者から注目が集まった。それは朝ドラの第63作目となる『オードリー』が映し出されたのだ。

 

「ひなたが勤務する『条映太秦映画村』に、ハリウッドの映画製作チームが下見に訪れました。日本人出演者のオーディションが行われる直前に放送されていた朝ドラが、岡本綾さん(39)がヒロインを演じた『オードリー』だったのです。この作品も『カムカム』と同じく舞台は京都太秦で、映画製作に情熱を捧げたヒロインの半生を描いた物語です。同作のヒロインと共通点の多いひなたが、休憩所で熱心に見入っているシーンが映し出されました」(テレビ誌ライター)

 

これまでも『カムカム』の作中には歴代の朝ドラが登場し、安子、るい、ひなたのヒロイン3代とともに時代を並走してきた。

 

「ひなた編に入ってからも『おんなは度胸』(’92年)や『ぴあの』(’94年)、『やんちゃくれ』(’98年)がブラウン管を通じて映し出されました。作中に出てくる朝ドラによって、その時の年代を知るヒントにもなっています。今話で『オードリー』が放送されたことによって、時代は2000年代に突入したことが裏付けられました」(前出・テレビ誌ライター)

 

’00年後期の作品として放送された『オードリー』は、現在、国民的俳優として活躍する佐々木蔵之介(54)や堺雅人(48)の出世作でもある。一方でヒロインを演じた岡本はすでに芸能活動を退いており、画面に大きく映し出された姿は貴重なワンシーンとなった。思いがけない岡本の“再登場”に、SNS上では「胸が熱くなった」として歓喜の声があふれている。

 

《朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のドラマ中で過去の朝ドラ『オードリー』の場面。久々に岡本綾の姿を見てグッと来た。本当に好きな人だったのだが、今も元気にされているといいなぁ》
《思わず「オードリーだ!」と叫んでいました。カムカム見ながら時々思い出してたオードリー。堺雅人も佐々木蔵之介もここから。ほんと懐かしい。なのにヒロインの岡本綾はもう見られない。今でも岡本綾は一番好きな女優さんです》
《五十嵐の登場よりもオードリーの映像にビックリしたワイ、堺雅人や佐々木蔵之介さんを初めて知り長嶋一茂さんも好演された佳作だけど、主演の岡本綾さんは引退されたりと再放送は極めて難しいんだよなあ》

 

’07年5月いっぱいで所属事務所を退所して以降、表舞台から遠ざかっている岡本。当時、事務所が発表したコメントの中には、岡本が「女優として内から引き出すものが無くなり、表現者としての限界を感じている」と語っていたと伝えられた。

 

しかし15年経った今でも、ヒロインを演じた輝きは多くの人々の記憶に鮮明に残っていたようだーー。

出典元:

WEB女性自身

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