安倍晋三元首相の国葬で葬儀委員長を務めた岸田首相 /(C)JMPA 画像を見る

猛威を振るった台風15号の影響で、9月23日夜から24日未明にかけて記録的な豪雨となり、土砂崩れなどで2人が死亡、1人が行方不明となった静岡県。さらに静岡市清水区では、区内のおよそ8割にあたる約6万3000世帯で断水が発生しているという。

 

そんな記録的豪雨を受け、静岡県の川勝平太知事(74)は26日に自衛隊に災害派遣を要請。

 

しかし発災から3日目での要請には“遅い”という指摘が相次ぎ、川勝知事は「残念だ。市や町からの要請を待っていた」と述べた。

 

静岡市の田辺信宏市長(61)は、自衛隊の派遣要請について26日の会見で「一昨日の災害対策本部の時からその話はあったんですけれども、昨日、私も現場を視察しましてこれはもう、週明け、連休明けたら県に要請しようと本部会議での決定となりました」とコメント。

 

釈明した県知事と市長だが、“遅すぎる対応”にネットでは川勝知事と田辺市長に対して厳しい声が上がっている。

 

《静岡市からの要請がないと県は動けないそうで、知事はイジイジしていたそうですよ(昨夜の知事会見より)市長が決断遅い…》
《静岡県知事、ようやく災害派遣要請したらしいね。遅すぎる位遅い。有事に速やかに対応してない時点で知事失格なんじゃない?》

 

そんななか、台風15号による被害の対応に関して、さらに非難を浴びている人物が。27日に日本武道館で行われた安倍晋三元首相の国葬で葬儀委員長も務めた岸田文雄首相(65)だ。

 

台風15号による大規模な災害が起った翌日の25日夕方、なんと岸田首相は散髪を行っていたというのだ。首相動静にはこうある。

 

《東京・鍛冶町の「ヘア モード キクチ神田日銀通り店」着。散髪》

 

さらに、発災5日目となる27日時点でもいまだ静岡県の台風15号による災害に関して、岸田首相からはコメントがない。

 

現地から悲痛な声をツイートする人も多く、Twitterでは「#国葬よりも静岡救済」というハッシュタグがトレンドワードにも入っていたが……。

 

道路の冠水や長引く断水によって、命の危険が迫っている国民がいるなか、散髪に出かけた岸田首相に対し、ネットでは批判の声が殺到している。

 

《岸田首相 人命よりも自分の身だしなみが大事!?︎静岡の人達は台風で大変なのに のんきに散髪ってどうかしてる》
《お風呂入れなくてお尻拭きで身体拭いて凌いでるって話みたから、呑気に散髪いってる岸田があり得なくて引く》
《本当岸田が国葬の意義を説明するとかぬかしとるけど静岡ほったらかして国葬する時点で説明の意義は崩壊しとるで》

 

「聞く力」をキャッチコピーに掲げる岸田首相。果たして被災地の声は届いているのだろうかーー。

出典元:

WEB女性自身

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