10月18日、日本に帰国した直後に記者会見に応じた大谷翔平(写真:共同通信) 画像を見る

米メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(28)が10月18日帰国し、羽田空港で記者会見に臨んだ。今シーズンは1918年にベーブ・ルースが打ち立てて以来、104年ぶりとなる“2ケタ勝利&2ケタ本塁打”という記録を達成。また、史上初めて規定打席数と規定投球回数をともに到達させるという大記録まで打ち立てた。

 

会見で大谷は、「去年に引き続き個人的にはいいシーズンだったと思う。また来年に向けていい目標を持って頑張りたい」と、来シーズンの抱負を語った。なかでも、来年3月に開催される「2023ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)出場に前向きな発言をしたことが注目を集めた。

 

「大谷は会見で、来春日本代表チームである『侍ジャパン』の指揮を執る栗山英樹監督から、『一緒に野球をしたい』と言葉をかけられたことを明かしました。

 

そのうえで、『いい状態でまずはこのコンディションを整えられるかが大事ですし、その先で遅れれば遅れるほどメンバー選考にも影響がしてくるのでなるべく早い段階で決めたいとは思いますけど、時期も含めて考えたい』と、出場に含みを残しています。

 

出場することになった場合、バッターとしては問題なく打席に立てるものの、ピッチャーとしては『その時期から100球投げるわけにはいかない』とし、先発にこだわらず中継ぎやクローザーとして登板するという選択肢を挙げています」(スポーツ紙野球担当記者)

 

大谷がWBCで“二刀流”の活躍をーー。SNS上には早くも期待する声が多く上がっている。

 

《日本人の誇り、ありがとう大谷選手!》
《チームメイトであるトラウトとの対決を見たい》
《大谷が出たら視聴率ガッツリ上がりそう》

 

しかし一方で、出場しないほうがいいという意見も根強い。

 

《バッターならいいけどピッチャーとして出るのはシーズンに少なからず影響しそう》
《ただでさえメジャーは試合数が多く休みが少ないから、気の毒に思えてしまう…》
《出ないほうがいい。もし怪我でもしたら世界中のファンが涙します》

 

前出のスポーツ紙記者も、故障リスクを挙げつつ、大谷のコンディションをこう案じている。

 

「リリーフとしての登板であれば負担を軽くすることができますし、たしかにエンゼルスのミナシアンGMも出場を容認する姿勢を示しています。しかし、WBC出場のために調整を早めてしまうことは、メジャーリーグの長い公式戦を戦っていくにあたって、肩や肘に余計な負担をかけ、怪我のリスクを高めてしまうことになります。

 

10月初旬にも大谷はエンゼルスと1年間で3千万ドル(約44億円)の契約を合意したばかりで、来期も球団は大谷に大きな期待を寄せています。ただ米メディアには、以前から投打“二刀流”の起用によって生じる疲労度を指摘する声も少なからずあります。もしWBCへ出場するとなっても、万が一のことが起きないことを祈るばかりです」

 

オフシーズンも、“二刀流”の一挙手一投足から目が離せない。

出典元:

WEB女性自身

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