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「舞ちゃんに嫌なことを言う前は、『とにかく元気な事務員さんでお願いします』と演出の方から言われていました。とにかく明るく元気に『いってらっしゃい!』というような感じで(笑)そこから舞ちゃんが成長していって、山田も小言を言うキャラになっていったんです」

 

こう語るのは、NHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロイン・岩倉舞(福原遥)が働く東大阪の町工場「IWAKURA」の事務員・山田紗江を演じる大浦千佳(34)。2020年度前期に放送された『エール』で中居役として登場したが、朝ドラでのレギュラー出演は本作が初めて。

 

社員として奮闘する舞を“お嬢さん”と呼び、「あ〜あ、無駄に張り切ってはるわ」と漏らすなど嫌味なキャラだった山田。仕事はそつなくこなし、退勤後にはダッシュで合コンに向かう。だが、変化が見えたのは1月18日の放送回。舞が「仕事もらえるかも」と会社を飛び出すと、ホワイトボードの舞の予定欄に「営業!」と力強く書き込んだのだ。

 

このシーンに心を打たれた視聴者も多かったようで、Twitterでは《応援してくれてたんやな》《一緒に喜んでくれてるように見えた》と感動の声が続出。社員たちが団結し、会社を立て直していく過程で、山田のツンツンした態度も協力的になり物語を盛り上げている。

 

“ツンデレ”な山田にファンも急増し、《山田さんのスピンオフが見たい》と“裏ヒロイン”の呼び声も。大浦さんはそうした反響に、「素直に嬉しいです!『えぇ〜!』みたいな感じで、自分が一番びっくりしています」と顔をほころばせる。

 

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出典元:

WEB女性自身

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