『舞いあがれ!』ツンデレ山田事務員役で話題!大浦千佳語る「『お前はクビや!』事件」
画像を見る 意外にも“山田に共感してしまう”瞬間があるという(写真提供:NHK)

 

■「もしかしたら私、“山田”がベースにあったのかも」

 

そんな大浦さんだが、意外にも“山田に共感してしまう”瞬間があるという。

 

「自分と似てるというか、『こんな状況を作ってしまっているな』といった部分に少し共感しますね。ドラマでは、“舞ちゃんを見てたら、つい言っちゃった”と思えるシーンが何度かありました。私も思ったことをそのまま言ってしまう性格なので、『言っちゃった。傷つけてしまったかも』と思うことが時々あるんです。生活するなかで、『もしかしたら私、“山田”がベースにあったのかもしれない』と思う瞬間は何回かありましたね(笑)」

 

地元・大阪での撮影現場は、ファミリー感あふれる楽しい雰囲気だったようだ。舞の亡き父で先代社長の浩太を演じた高橋克典(58)とは、こんな“事件”も。

 

「とくに面白かったのは、山田が初めて舞ちゃんに嫌味を言うシーンのリハーサルをした時でした。カットがかかった後に、高橋さん演じる先代社長から、『うちの子になんてこと言うんや!』『お前はクビや!』っていじられました(笑) 私も『社長、クビにしないでください!』と返したりして、みんなで大笑いして盛り上がりました。高橋さんに『ただ単に嫌味を言うてるんじゃないんですよ〜』って言ったら、『わかってるよ(笑)』って言ってくれましたね」

 

朝ドラについて明るく話す大浦さんは、舞台を中心に役者を続けて今年で11年目になる。大阪の大学で演劇を学び、「演劇に携わる仕事がしたい」と卒業後すぐに上京。そして演劇学校「座・高円寺 劇場創造アカデミー」に2年間通ったが、実は初めから役者志望ではなかったという。

 

「『座・高円寺 劇場創造アカデミー』に通っていた1年目の時、新しい環境や周りに個性的な人が集まっていたこともあり、『向いてないかもしれない』と悩んだことがありました。カリキュラム・ディレクターに『辞めようと思うんです』と相談したら、『あと1年、真剣に役者をやってみたら?』と勧められたんです。それまでプロデューサーなどの勉強をしていたので、『どういうこと?! 役者ですか?』って驚いて……。でも、役者を1年間真剣にやってみたら、すっごく面白くなって夢中になってしまいました」

 

最後に大浦さんの夢を聞くと、「とにかく健康で、ずっとお芝居をやり続けられたらいいと思っています!」と元気よく語ってくれた。山田事務員役が話題を呼んだ大浦さんの注目度もドラマと同様に、舞いあがる!

出典元:

WEB女性自身

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