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失言やカネにまつわる問題が絶えない日本の政治。その中で、最近特に問題視されている一つが“2世たち”の言動だ。昨年10月に岸田文雄首相(65)の首相秘書官に就任した長男・翔太郎氏(32)は、岸田首相の欧米5カ国外遊に帯同し、そこで公用車を使って観光名所などを訪れていたことが一部で報じられた。

 

また、2月に議員辞職した岸信夫氏(63)の長男である岸信千世氏は4月の山口2区補選への出馬を表明。しかし、公式サイトに安倍晋三氏(享年67)など“偉大な親族”の家系図を大々的に掲載したことで、大炎上しサイトを閉鎖する事態に。

 

翔太郎氏、信千世氏はまだ議員ではないものの、日本には数多くの“世襲議員”がおり、その言動が波紋を広げることは少なくない。そこで本誌は、クロス・マーケティングのセルフアンケートツール「QiQUMO」とTwitterで「やめてほしい世襲議員」のアンケートを実施。ランキングを作成した。回答したのは男女316人。

 

第3位にランクインしたのは、立憲民主党の小沢一郎衆院議員(80)。父は吉田茂内閣で郵政相や建設相、池田勇人内閣で行政管理庁長官を務めた小沢佐重喜(さえき)だ。

 

27歳の若さで政界入りを果たし、自由民主党幹事長や民主党代表などを歴任してきた古参の小沢氏。父の票田を受け継ぎ、岩手県で半世紀にわたって選挙に勝ち続けてきた。

 

しかし、 ‘21年10月の衆院選で初めて小選挙区で敗北し、比例で復活。また、今年に入り20年以上続けた「小沢一郎政治塾」も活動休止に至るなど、年々政界での存在感を失いつつある。

 

また、昨年夏の安倍元首相が銃撃され死亡した事件については「自民党がおごり高ぶり、勝手なことをやった結果」などと発言し、党代表の泉氏から注意を受ける事態に。目立った活躍がなく、失言ばかりが強調されることから”辞めてほしい”とする声が相次いだ。

 

《政治にかける理想が見えない。ただ、国会議員であろうとしているようにしか見えないから。》
《成果が何も無いし期待出来ない。》
《これと言った際立つ活躍をまるでしてないから》
《失言多い、老齢過ぎて、頭が固い》

 

第2位となったのは、現首相である自民党の岸田文雄首相(65)。首相秘書官となった息子・翔太郎氏の行動も話題だが、祖父、父ともに衆院議員で、宮沢喜一元首相を遠縁に持つサラブレッドだ。

 

日本のトップである岸田首相だが、その感覚は世間からかけ離れているいるようだ。たとえば、1月27日に国会で、産休・育休中にリスキリング(学び直し)をする取り組みを支援する考えを示すと、SNS上で《育休中に勉強している時間はない》と批判が殺到した。

 

さらに、電気・ガス代の高騰や物価の上昇に国民があえぐなか、2027年度に防衛費を国内総生産(GDP)比で2%へ増額するために、財源として年間1兆円の防衛費”増税”を決定したことに対しても疑問の声が相次いでいる。

 

さんざんアピールしていた「聞く力」はどこへやらーー。国民の声を聞かないうちに支持率は下落。時事通信が実施した2月の世論調査で、岸田内閣の支持率は27.8%と5カ月連続の30%割れとなってしまった。2位へのランクインは、低迷する支持率を反映しているようにも見える。

 

《リーダーシップないし、何をしようとしているのか判らない。風見鶏の対応は、印象悪い。》
《子育てしやすい日本にしてほしい値上がりしすぎな日本をどうにかできる人にかわってほしい》
《値上げの高騰、消費税増税など国民の金を税金を沢山取ることしか考えていない。日本がどんどん悪くなってる感じがする。》

 

この2人に大差をつけて第1位に選ばれてしまったのは自民党の麻生太郎衆院議員(82)。祖父は吉田茂で、父親は元衆議院議員で九州電力の会長も務めた麻生多賀吉。”特別な家”で育った麻生氏は、’19年の副総理時代に「自分の年金を心配したことない」と発言するなど、庶民感覚からほど遠いことで有名だ。

 

また、“失言メーカー”としての存在感も際立っている。世界中で新型コロナが流行し始めた’20年6月に、日本のコロナ死者数が欧米諸国より少ない理由を「国民の民度のレベルが違う」とコメントし炎上。さらに今年1月にも、福岡県で開かれた講演会で「(少子化の)一番大きな理由は出産するときの女性の年齢が高齢化しているからです」などと発言。少子化の非は晩婚化する女性にあると受け取れることから、批判が殺到した。

 

さらに、自らが築いてきた立場から、政権に対し強い影響力を持つことも懸念されている。「SmartFLASH」の報道では、当初は内閣と自民党の合同葬という形で進んでいた安倍元首相の葬儀について、岸田首相に3回も電話し、「これは理屈じゃねえんだよ」と圧をかけたという。これが総額12.4億円の”国葬”実施に多大な影響を与えたというのだ。

 

アンケートでは、生活に何の心配もいらない立場で国政を意のままに操ろうとする麻生氏に対し“もう辞めてくれ”との悲鳴が相次いで寄せられた。

 

《どうせ辞めさせられないのを判っているから、放言を言いまくり、謝罪もしない。大した実績も無いくせに、親から譲り受けた地盤と派閥の力で、党の中ででかい顔をしている》
《政権への影響力が強すぎる。富裕層なので庶民の生活がわからず的外れの政策を推し進めている。》
《庶民の感覚がない人がいつまでも政治家でいるな。国民はお金なくて苦しんでいる》

 

果たして、日本を救う世襲議員は現れるのかーー。

 

【辞めてほしい世襲議員アンケート】

1位 麻生太郎(父:麻生多賀吉 祖父:吉田茂) 81票
2位 岸田 文雄(父:岸田 文武) 49票
3位 小沢 一郎 (父:小沢佐重喜) 32票
4位 世耕弘成(祖父:世耕弘一) 22票
5位 小泉進次郎(父:小泉純一郎) 19票

出典元:

WEB女性自身

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