就職や、社内の異動で新たな上司と出会うことの多い春4月。あなたは、どのような上司とめぐりあいたいだろうか? また、どのような上司でありたいだろうか?
今年2月に、明治安田生命保険が公表した「理想の上司」ランキングの結果では、理想の男性上司1位はウッチャンナンチャンの内村光良(58)、女性上司は日本テレビのアナウンサー、水卜麻美(35)が選ばれた。
芸能人に憧れの上司像を見出す人もいるなか、最近では隆盛を極めるYouTuberに憧れる人も多いのではないか? そこで今回は、自分で事業を行ったり企画を立てたりと、より身近な“YouTuber”に絞って、上司にしたい・したくない人はだれかを調査した。はたして、上司にしたい人物の特徴はどのようなものなのだろうか。
第3位となったのは、ヒカル(31)。昨年3周年を迎えたアパレルブランド「ReZARD」は累計売上が70億円を突破するなど商才にも富んでいるようだ。山口・阿武町の4630万円誤振込事件では、電子計算機使用詐欺の罪で起訴された田口翔被告に資金提供を持ち掛けたり、自身が出資する会社で雇用するなど器の大きさを見せつけた。
そんなヒカルを選んだ理由として、《聡明そうだから》《尊敬出来る》など、その人間力を評価する声があげられている。またヒカルは、ネット上で度々起こる炎上に、鋭い切り口で突っ込みを入れる動画もあるからか《すぐ指摘しそう》という声もあった。
第2位に選ばれたのは、個人ではなかなか出来ない大がかりな企画や、体を張った企画が人気を博しているはじめしゃちょー。(30)。昨年9月には、人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』の新シリーズ開始にあたってコラボPRが企画されるなど、有名企業とのコラボコンテンツも多い。
はじめしゃちょー。を選んだ理由には、《しっかりしている》《お金で態度を変えない印象がある》といった、過去のコラボ企画や案件をうけての声が集まった。また、動画などでたびたび本音を吐露することもあるはじめしゃちょー。に、《人柄が良いと思う》《なんとなく、優しい感じがするから》と、柔和な人柄を評価する声も多い。
そして、第1位に輝いたのは。チャンネル登録者数1100万人を超える人気YouTuberのHIKAKIN(33)。YouTuber以外とのコラボ企画も多く、昨年6月には人気アーティスト「SEKAI NO OWARI」とコラボしたMV 「Habit」が、視聴回数1800万回を超えるほど大ヒットした。
コラボ以外の動画では、SNSで注目を集めるバズレシピの再現や爆買い企画など、明るくポジティブな動画ネタが多いHIKAKIN。「上司にしたい」と選んだ理由として、《周りをやる気にさせる力があるので》《ポジティブに仕事できそう》という声が集まった。
また、一部のYouTuberが動画やSNSを発端に炎上することもある中、 HIKAKINはネガティブな話題でめったに名前が挙がらないことから、《炎上が少ないから》《人を不快にすることをしないし言わないから》と、安心感があるという声も多く寄せられた。
【上司にしたいYouTuberランキング】
1位 HIKAKIN:70票
2位 はじめしゃちょー。:28票
3位 ヒカル:25票
4位 平成フラミンゴNICO:15票
5位 SEIKIN:13票
【調査概要】
調査対象:15歳~39歳の男女300人
調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)