《今回は彼女オーディションで審査員をしてくれたメンバーと宮迫さんが経営されている牛宮城で好きな物をご馳走してあげました》
4月11日、Twitterでこう綴ったのは登録者数26万人を越えるYouTuberの怪物くん。同日に自身の公式YouTubeチャンネルに公開した、「宮迫さんの焼肉屋で、友達にご馳走しました【牛宮城】」というタイトルの動画内でのふるまいが批判を集めている。
動画の趣旨は、同チャンネルの別企画に協力してもらったお礼として、怪物くんが宮迫博之(53)がプロデュースする焼肉店「牛宮城」で食事をし、自分とカメラマンを含めた5人分の飲食代を全て奢るというもの。動画冒頭では、協力した友人メンバー3人は嬉しそうに笑っていたが……。
まずドリンクメニューを見た怪物くんだが、想定よりも高かったのか「けっこうするな、ヤバッ」「ドリンクだけでしょ? これ」とボソリ。カメラマンには生ビールを頼んでいいとしたものの、残りのメンバーには「こいつらには一番安いやつで」と緑茶を頼むよう勧めると、「酒いかないんすか?」と反発を受けることに。すると、怪物くんは「お前らがそんな生意気なこと言える立場じゃない」と一刀両断。
カメラマンの説得もあって、生ビールやレモンサワーの注文を許可した怪物くんだが、ファーストオーダーでしか頼めないという「名物極みタン塩(1600円)」をカメラマンが紹介し、他のメンバーも注文をプッシュするも「うるせぇ」と言い放つ。そして、「2人前でいいよ、俺と上田さんで」「たいして貢献してくれてなかったんで」と、強引に注文を決めた。さらにメンバーの1人が「キャビアユッケ(4200円)」を希望すると、「むりむりむり」「お前にそんな価値ない」とこちらも拒否。
そして、注文した肉が届いても「掟やから、俺がルール」 と言って、焼く肉のほとんどを自分とカメラマンに振り分ける。残る3人のメンバーが飲み物を追加で注文するのにも渋り、3人が食べる用に注文された「ホルモン3種盛り合わせ」も、誰がどの肉を食べるのかを指定する始末。
そもそも、怪物くんが金額を気にしてほとんど肉を注文していなかったこともあり、メンバーが肉を食べられたのは撮影開始から30分以上経過してからのこと。「やっとだ」と焼けたホルモンを食べようとするメンバーに、怪物くんは「ありがたく思えよ」と投げかけてから、自分だけ追加注文したビールを一口飲んで、「いい眺めだね」と満足げな表情を見せた。
その後フードのラストオーダーで、カメラマンが「ちゃんとさ個室借りて、そこでこんな激低単価のさ、頼み方はちょっと悪いかも」と半ば強制的に、赤身の盛り合わせやタン塩などそれぞれ3~4人前と白米、スープなどを一気に注文。「この3人にどういう風に分配するかは、怪物くんが決めてくれていいよ」と、采配を委ねたが……。
3人のメンバーが食べられたのは、メインではない白米やたまごスープ、チャプチェ、チヂミがほとんど。合計10人前以上あったはずの肉は、せいぜい1人に2切れほどずつしか分配されなかった。途中、怪物くんが「じゃあ俺の良いところ言ってくれたら(肉をあげるか)考えようかな」と提案する場面もあったものの、メンバーからは良いところどころか、「なんもねえから、いいよ別に」「俺ももういい、叩かれればいい」と冷たく突き放すコメントしか出なかった。
最後にも追加で盛り合わせの肉が届いたが、焼き始めるまでのところで動画は終了してしまっている。メンバーが動画の冒頭で、主旨として説明されていた「協力してもらったお礼」を受け取ったのかは分からず仕舞いだった。
普段の関係値では、怪物くんと3人のメンバーのこうした“力関係の差”は普通なのかもしれないが、怪物くんの一連の行動に不快感を覚える視聴者も少なくなかったようだ。動画のコメント欄やSNS上ではこんな声が。
《今までは楽しく見れたけどこの回はなんか違うなって思っちゃった。怪物くんの動画で初めて途中で見るのやめた》
《酷すぎて笑えもしないわ》
《まじありえなさすぎる、この歳になってみんなに支えられてここまで来てることにすら、気づけてないのがホンマにやばい、自分だけ楽しけりゃいいっていうのが気悪すぎる》
《今回はさすがにひど過ぎ、おごりたくない怪物くんがなんだかんだで最終的には食われまくってって展開かと思ってたのに》