4月中旬の朝、都内の幼稚園に息子を連れてきた滝川クリステル(45)の姿があった。
滝川といえば、息子を乗せて自転車に乗っている際に転倒し、目元を10数針縫うケガを負ったことを4月5日にインスタグラムで報告したばかり。
転倒の影響か、この日は幼稚園まで車で来ていた滝川親子。園の前で息子は登園をいやがり、彼女の腕にしがみついていた。園児の母ならば誰しも一度は経験する場面だろう。
一度は当惑した表情を見せたが、子育てでもクールな姿勢を崩さない滝川。自身が率先して園に入っていくと、息子は母を追っていった。
「息子さんが通っているのは、国際社会に貢献するリーダーの育成を理念に掲げた、日本語と英語のバイリンガル教育をしている幼稚園です。トリリンガルの滝川さんと、政治家の小泉進次郎さんとの間に産まれた息子さんにはピッタリかもしれませんね」(幼児誌編集者)
滝川は雑誌のインタビューで息子の性格をこう語っている。
《(仕事で3日間家を空けると、息子は自分のことを無視してきて)私が何を言っても全く反応しないのです。背を向けておもちゃをいじったり、抱っこしようとすると大泣きしたり……。そんな状態が3日続いて、ほとほと困り果てました。ショックで母親をやめたくなったほどです(笑)。4日目にはやっともとに戻りましたが、それぐらい息子にとって、私がいないことが許せないことだったのだと痛感しました。そして思い込んだらテコでも動かない、彼の頑固な性格も知りました》(『プレジデントベイビー』‘22年)
息子の性格を熟知した上で、ときには愛を持って自立を促す。母の強さが垣間見れる「お・み・お・く・り」だった。